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工数削減のその先へ!データ移行ツールの真の価値とは?(前編)

パソコンのデータ移行は、情報システム(情シス)担当者にとって重要で手間のかかる作業の一つです。
情シス担当者ではなく各従業員が移行作業を行っても、イレギュラー対応で工数が発生し、業務負担をひっ迫させる要因となります。また、セキュリティ上の問題もあります。

そのような課題を解決するためAOSデータ株式会社では、PCのデータ移行ツール(ファイナルパソコン引越しenterprise)を販売しています。
移行ツールを導入した企業様からは「情シス担当者の業務負担を軽減し、データ移行がスムーズに行えた」という嬉しい声を多数いただいております。

今回は、データ移行ツールを導入することで会社全体が得られるメリットをご紹介します。


■データ移行にかかる時間

実際の通信環境やパソコンのスペックによって異なりますが、Windows 10搭載のパソコンをWindows 11に移行する場合、平均で2時間が必要だと仮定します。これを100台のパソコンに適用すると、合計で200時間が必要です。

情報システム部門のスタッフが1人で1日8時間作業を行うと、25日(約5週間)かかります。2人で行っても12.5日かかり、移行作業期間中は他の業務が停滞することが想像できます。

■実際はシンプルじゃない業務

企業内でのデータ移行は単純な作業ではありません。
100人のスタッフが使用する100台のパソコンには、それぞれ異なる業務内容と環境設定があります。
従業員ごとに異なるフォルダ構成や部門ごとのファイル形式、ディレクトリ構造があり、一貫した移行が難しくなります。

100人のスタッフが100通りの使い方をしている

さらに、セキュリティの問題もあります。ファイルへのアクセス権限やウィルスソフト設定などの確認が必要です。リモートワークが増える中、セキュリティリスクにも対応する必要があります。

大量のデータを移行する場合は時間がかかり、通常の業務に支障をきたす可能性があります。クラウドサービスを利用した移行では、通信環境に負荷がかかるといったトラブルも想定されます。また、クラウドサービスであっても、セキュリティリスクに注意する必要があります。

課題や気を付けるポイントは、見えてきましたでしょうか?
後編では、データ移行ツールを利用するメリットを具体的に3つ紹介していきます。
公開は、7月中旬を予定していますので、楽しみにお待ちください。
 
データ移行ツールに関する質問や相談は、お気軽に下記よりお問合せくださいませ。
https://hikkoshi.aosdata.co.jp/support/

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