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観戦初心者におすすめな席はどこですか?と感じた、野津田での出来事

『野津田にプロレスの越中詩郎がくる』

それを知ったのは、先週の半ば。

最近はあまり時間が取れないこともあり、推しチームである名古屋グランパスの試合以外は、サッカー観戦をしないことに決めている。

だが、今回は違う。

私が好きな、サッカーとプロレスを同時に見ることができるのだ。

そして、大好きなお酒も飲める。

対戦相手がツエーゲン金沢であり、Twitterでお世話になっている金沢サポさんも来られるとのことで、とりあえず行けるように色々と頑張った。


そして、当日。

なぜか、新百合ヶ丘から歩いて、約2時間(その前にも、とある駅まで1時間歩いている)。

ようやく到着し、駆けつけ1杯で焼酎の試飲を何杯かする。

このとき、最初にビールを飲んでおけばよかったと思ったが、それはすでに遅かった。

焼酎を購入してからビールを購入し、金沢サポさんと合流し、プロレスを見る。

いや、もう最高ですね。

緑の中に映える、鍛えられた肉体と技。

こんな光景が見れるなんて、夢にも思わなかった。

プロレスが終わってからは、場内散策し、こちらもTwitterでお世話になっている町田サポさんにご挨拶。

私が以前、最後に野津田に来たのはいつだろうと振り返ってみたが、おそらく2018年の水戸戦だ。

こちらもTwitterでお世話になっている水戸サポさんが来られるとのことで、行ったやつだ。

なので、町田ゼルビアがサイバーエージェントの傘下に入ってからは、初めての野津田だ。


  • 『天空の城』ブランディングが統一されている。

  • バックスタンドがきれいになり、屋根までついている。

  • 無料送迎バスがあり、車内で選手の声でアナウンスがある。

  • バックスタンド下段にゴール裏と呼ばれる応援団体がいる。

この4点が大きく変わった点だと思われる。


私はバックスタンドの上層から試合を観ていたが、傾斜があり、とても観やすかった。

ビジョンに表示される映像やフォントも、天空の城で統一されており、見やすいし、わかりやすい。

無料送迎バスが運行されるようになったおかげで小田急線の駅だけでなく、JR線や京王線などの最寄駅にもアクセスがしやすくなった。

だけどなんだろう。

物理的な距離ではなく、心理的な距離感を感じた。

おそらく、私が他サポだからというのもあるだろう。

所詮、プロレスにつられてきたわけですし。


イベントやスタグルは充実しており、非日常を存分に味わえる空間ではある。

それは、運営側が造ってくれている空間である。

それが試合が始まると、とっつきにくい空間になるなと感じた。


それを強く感じたのは、野次だ(声出し、よかったっけ?)。

ゴール裏と呼ばれる応援団体が、バックスタンド下段にいるためか、心無い野次が嫌でも耳に入る。

そういえば、前からこんな感じだったなと思い出した。

J2だから観る価値がないのでは?というコメントをもらったけれど、同じ応援スタイルをしている川崎では野次は聞こえないし、F東京も野次あったっけ?というレベルで聞こえなかったし。

多分、規模や距離感の問題でしょうけど。

名古屋も、聞こえる距離に私はいないので、聞いたことがない。

そう、野次が聞こえる距離感に、新規顧客や観戦歴が浅い人がいなのでは?と。

昔から観ている方は、そういうもんだって割り切ってらっしゃる方もいるでしょうけど。

野津田で、新規顧客やそこまでのファンじゃない人が、手軽にかつ安心して観ることができるおすすめの席ってどこでしょうね。

メインは高いし(こんなに高かったっけ?)、お手頃なバックスタンドが買いやすいとは思うんです。


サポーターの応援を含む熱量は、必要なことだと思っています。

だからこそ、新規顧客との共存が必要でしょう。

…野津田は共存できるのでしょうか。

とふと、感じた週末でありました。










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