変わり目

今日から4月。
毎年この時期は春が来るうれしい気持ちと新年度が始まる嫌な気持ちが同時に現れます。
わたし自身、何かが変わる時って苦手で嫌だなと思うことが多くて、今は花粉症で目が痒くなったり蕁麻疹がでます。
なぜか食欲だっていつも以上にあって困っています。

そんな今日の帰り道、お休みだった親子に会いました。
「あれ？今日お休みだったよね大丈夫？」と声をかけると
「そうなんです、今日行きたくないって言って。ずる休みです。」と。
わたしは何も考えず「そうだよね、はじまりの日はドキドキしちゃうよね。先生もその気持ちすごく分かるよ。」なんて言った。
するとお母さんが「先生、やっぱりやさしい。」と言って微笑んでいました。

この対応は先生として正しかったかな？と後から思ったりした。
でもこれはわたしの本音。
今朝は新しく来る先生とうまくやれるかな？もしうまくやれなかったらどうやって辞めてやろうかとか考えていたし。
先生の立場だけど、だからこそひとりの人として寄り添ってあげたいと思う。
行きたくない気持ちが大人のわたしにもあるようにきっと子どもにだって嫌なことも理由も色々ある。
いいんだよ、休んでもいいの。
だめな時は休んで、大丈夫になったらまた来たらいいからね。
今日のように直接言葉をかけられない時だってそういう気持ちでいてあげたい。
わたしが何気なく言った言葉を「やさしい」と捉えてくれたことが嬉しかった。

今日をがんばってよかった。
明日はあの子に会えますようにと少しだけ願っています。