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初めて“バイトに馴染めた”と感じた日。

少し前に、「新しいバイト先に馴染めない。」というタイトルの記事を書いた。

3ヶ月前から掛け持ちで新しいバイトを始めたのだが、人見知りのせいか(それにしても長くない?)、なかなか馴染めないのだ。スタッフさんたちはみんなとても優しい方で、いつも丁寧に作業を教えてくださったり、気さくに話しかけてくださったりするのに、私はなかなか明るく振る舞えなくて、とても申し訳なかった。

そして、今日もその“新しいバイト先”で働く日だった。

朝から(というか、もはや前日の夜から)とても憂鬱で、死にたいとか極端なことすら考えていた。バイト先に着いても働きたくなくて出勤時間ギリギリまでトイレに篭っていた。

今日は土曜日ということもあり、お客さんがたくさん来てとても忙しかった。でも13時を回ると急に客足が途絶え、暇になった。

このとき、私は、一緒にホールで働いていた気さくなスタッフさん(Aさん)に、勇気を出して話しかけてみた。

すると、Aさんはうれしそうに答えてくれて、話題もどんどん広げてくれた。私の大好きなBTSの話をしてくれたり(AさんはもともとBTSをよく知らなかったけど、私が前にBTSが好きだと話してから、よくMVを観るようになったらしい…!「BTSの曲を聴くとあおりんごちゃんを思い出すよ笑」と言ってくれてすごくうれしかった!)、このお店で働くまでの色んなエピソードを教えてくれたりした。

エピソードを聞いて初めて知ったのだけど、Aさんは前働いていたお店が多忙すぎて、ストレスから体調を崩してしまったらしい。それでこちらのお店に来たんだとか。Aさんはとても明るくて、ストレスとはかけ離れたような存在だったからすごく意外だったけれど、同時に、そんなに辛かった経験を自分に打ち明けてくれたといううれしさや親近感を感じた。

気づけば私は、そのバイト先で初めて、バリアを張らずに自分らしく話せていた。

初めて“馴染めた”と感じた。

そして初めて、心から“楽しい”と感じた。

ずっと辞めたいと思っていたけど、「続けていればもしかしたら良いことがあるかもしれない…」と思って続けていた。

辛かったけど、

バイト面接時には張り切って「週4で入れます!」とか言っといて、馴染めないのが辛くて週2くらいしか入れなくなっちゃってたけど、

がんばって続けていて良かった。

これからもぼちぼちがんばろう。

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