見出し画像

手帳が上手くいきすぎていてうわべの幸せで満足してたかもしれない。

2023年がまもなく終わりますが、今年は大きい出来事がありました。17年住んだ2LDKの賃貸マンションから引越しをしたのです。
理由は、娘がひとり部屋を欲しがったから。
そう2LDK、1部屋は夫部屋(ガチのクリエイターのため昼夜関係なく仕事をしている)もう1部屋はわたしと娘の寝室で、普段はリビング暮らしです。わたしと娘は仲はいい方ですが、娘もいよいよ「ひとりの時間が欲しい」が限界値に達して…なんとなく希望条件を入れてネットで検索してみたら、駅近で3LDKの物件を発見。即申込をして引越しをしました。


手帳が上手くいきすぎていていた

今持っているもので最大の幸せを得る

娘はとても手がかかる上に体が弱く幼稚園や学校のお休みが多い子で、何か予定を入れても娘の体調不良でお断りするということもとても多いです。
別に誰が悪いわけでもない仕方のないことですが、そんな時の行き場のない気持ちを整理するのに、手帳が重要な役割を担ってくれていました。

ないものねだりはせず、今の自分が持っているもので最大の幸せを得る。
ライフログを毎日細かく書いていると、ちょっとしたことでうれしくなれることを知ったり、楽するための工夫を思いついたり、ネガティブな気持ちになったときの対処法に気づいたり、自分についての発見が多く、それらを学習すると今持っているものでも十分幸せな気持ちで生きることが出来ます。

日々のささやかな幸せを収集して今後に活かすページ

しかもイメージマップや新月の願いごとなどで叶えやすい願いは叶えてきてるので、自分の感情を抑えて幸せと思い込んでいるというつもりもありません。むしろ、自分の思う方向に着実に向かっているという気持ちでした。

実は「ずいぶん消極的になったな」と感じた引越しを決める直前のイメージマップ

ここらへんのことは熱量高く前記事で語っています。今読んでも何言ってんだ?とは思いません。

他人と比べることが不幸のはじまり

わたしはインスタのキラキラ投稿などと自分を比べて惨めになるということはほとんどありません。何故なら自分がそれなりに恵まれていると思っているから。それは手帳が教えてくれました。
わたしの場合はXなどで愚痴を言ったりしているのを見て「この人に比べたらわたしなんてすごくいい暮らしをしている」と思っていました。だから「現状に感謝し満足すべし」と思っていたのです。だって、その方が幸せだから。

結局、人と比べて良いか悪いかという相対的な評価ではなく、わたし自身がどう感じているかが大事だなって思いました。なんとなく人と比べて落ち込んだりするのは良くないけど、そうじゃなければいいかな〜って思ってたんですよね。でも、やっぱ良くないです。

実は引出しの奥に押し込んでいたものがあった

引っ越して分かった、実は限界だったこと

わたしはひとりの時間がとても好きです。年々その傾向が強くなっているようにも感じます。本当は自分の部屋にひきこもって手帳を書いたりしたかったし、夜は誰の動きも気にせずゆっくり眠りたかった。
でも自分ひとりで叶えられないことは考えても仕方ないと思っていたし、ないものを欲しがるより今の幸せに目を向ける方が幸せだと思っていたので、そんなに我慢していたという感覚もないです。

でも年頃になった娘に限界が訪れ、長い間探していても全く見つからなかった希望通りの物件がたまたま見つかり、引越しをすることが出来ました。

今まで手帳を書くこと(主にライフログを書くこと)については、時間がかかることや収納場所が取られること以外はポジティブなことしかないと思っていました。娘に限界が訪れるまで、自分に限界が来ているとは思っていなくて…引越しをして、自分のプライベート空間が出来て、ひとりでゆっくり眠れて、やっと、わたしも限界だったのかも…と思いました。

前の部屋には気に入らないものがたくさんありました。本の重さで歪んでしまった本棚、スペースの関係で大きく出来なかったベッド、経年劣化で傷んでしまったソファや大きな棚、もう習い事はやめてしまったのにいつまでも存在する電子ピアノ。どれもこれもやめたいけれどどうやめていいか分からないものばかり。それらを頭の中の引出しの奥に押し込んで、自力で出来る範囲でいい暮らしをしていたのだと思います。

でも手帳が悪いわけではない

手帳をやっていたからたくさんの決めなくてはいけないことが早く決めれた。これはかなりのメリットだと思います。
物件の希望条件も、不用品のリストも全部手帳に書いてありました。それから部屋をどんな風にしたいかも、欲しい家具のセレクトも済んでいたので、ブレずに部屋づくりが進んでいます。心地よく暮らすための新居のルールなども早々に作り家族に共有できました。

ただ「日々の幸せを拾い、持ちすぎる」ということはほどほどにしなくてはいけないなと思いました。街中でもらったティッシュをもったいないからとカバンの中にも家の中にもいっぱい集めているようなそんな感覚です。
今回そういうことに気づいてから、「小さな幸せも取りこぼしてはいけない」という感覚が少なくなって、作業が重くて滞ってばかりだったまとめノートが捗りました。今後も迷ったら「ポケットティッシュはそんなにいらないって」って思うことにします。

というわけで、引越しをして人生2期2クール目を迎えたわけですが、5年手帳も新しくなるし、これからも楽しく手帳と仲良くしていきたいです。

ありがとうございます。 かわいいもの楽しいことはみんなでシェアして楽しく!