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気力体力がないのなら、夢や目標などは別に考えなくてもいいと思う。

もともと体力があっていろんなことをぱしぱしやっていけるタイプではないのですが、年々さらに…(特に夏は…)。一時的に目標に向かって必死にがんばることは出来ないことはない…でも終わってからの息切れがひどいのでそういうチートはあまりやらないようにしています。

とはいえ、そもそもわたしは夢を持てる環境に育たなかったし、目標や計画も達成出来ないと不機嫌や自己嫌悪になるので好きじゃないです。手帳をやっているというと、こういうのが得意な人と思われることも多いですが、真逆の位置に立っています。
むしろこういうのが得意じゃないことに気づいて、それならそれなりのやり方で暮らしや自分を良くしていく…そういうことをいつも考えている側の人です。

そのために日頃からやっていることは「自分をよく観察すること」。
得意苦手はもちろん、好き嫌いや、気分や体調などさまざまなことを観察します。そしてそれらを記録して「自分ってこうなんだな」と客観視して、暮らしを改善していきます。そうすると夢なんて持たなくても、幸せだと思う暮らしにだんだんと近づいていきます。


夢を持たなくても幸せになれる3つのチェック

ポイントになるのは、
❶自分が快適であること
❷自分の幸せの方向が分かっていること

だと思います。

そのために
①時間のチェック
②気分や体調のチェック
③いいねのチェック
これらを組み合わせて、夢や目標や計画を立てて実行せずとも自分にとってのいい暮らしを手に入れるわけです。

①疲弊しないために時間をチェックする

今はほぼ日カズンのウィークリーでこんなふうに書いてます。

時間に追われバタバタすると疲れるんです。だから、無理のない時間配分で無理なくやるべきことをやり、「あ〜今日も1日何も出来なかった」と気持ちになって凹まないように、時間を伴うライフログを書きます。

日々やることのだいたいの時間が分かっていると、何かやりたいことがあったときやる隙間も見つけやすいし、このくらいの時間だったら毎日できそうというのも分かりやすいです。英語学習アプリのDuolingo、先日連続700日を記録して今は文法を勉強したくなったので一旦お休みしていますが、約2年続けられたのは時間のチェックをしていたからだと思います。

②満足度を上げるために気分や体調のチェックをする

冒頭に書いた「一時的に目標に向かってが必死に頑張ることは出来るが終わってからの息切れがひどいからやらないようにしている」など、わたしは自分的ライフハックをたくさん持っています。
日々のライフログがこういう些細なことも覚えていてくれるので「またこんなこと思ってる」の積み重ねがわたしの暮らしを楽にするライフハックになってくれていると思います。

・朝ごはんはおにぎりだとお腹がよろこぶ
・夜作業は調子が良く捗るが、体にダメージはある
・ひと息つくならやっぱりスタバが一番
・食器を買うときは食洗機対応を重視
・新しいことをするときは「失敗してもいい」と唱える
・眠いとぼーっとSNSを見てネガティブに引き寄せられるからはよ寝ろ

自分がよろこぶことと負担に感じることのバランスを見つつ「今日の気分はこっち寄り」で物事を選択する。「朝眠くて作るのしんどいけど、簡単なチーズトーストではなくおにぎりを作って食べてよかったな」など、ちょっとしたことでもその時の良い方を選び、その積み重ねで満足度をあげていく。自分の観察はそんな風に使います。

③こうだったいいな〜の道標を持つためにいいねをチェックする

雑誌の整理をしつつイメージマップ

「こういう自分になりたい!」というのは、無理矢理捻出するものではなく、日々ふわふわ浮かんでいるものを拾い集めたものなんじゃないかなって思うんです。だから、日々のいいねの気持ちを収集したり、時々こうしてイメージマップを作って「自分がどういう風だったらうれしいか」を確認して、じわじわと自分に染み込ませていくかんじ。それが道標となって、自分の好む方向に進めるかなって思います。

ここ数ヶ月、毎日朝晩ストレッチを続けていますが、これは目標を決めてやっているから出来ているというわけではないのです。「やってみたらよかった」という経験を経て、「面倒だけどやるといいから少しだけでもやろう」というのがずっと続いています。そしてその根底には、美味しいものを食べたり家の中を整えるために体の不調がない方がいいと思っているからというのがあります。

だから、ゆっくりでも日々快適で少しずついい方向に進むことにしてる

わたしはいろいろと恵まれている面もある思うのですが、残念ながら体の強さには恵まれませんでした。だから、体力のある人の方法を真似ても上手くいかないのです。成功してその手の本を出している人は大抵パワフルで、わたしには出来ないと思うものばかり。だけど、わたしには楽しく日々を記録する才はありました。

自分を知るとわざわざ自分に悪いことが起こるようなことはしなくなる。そして、こうだったらいいなを知っていることで迷ったらどっちに進むか分かる。新幹線に乗って目的地まで進めば早いけれど、わたしは在来線でのんびり景色を見ながら楽しんで進んでいる。それがわたしの最短で最適な方法かなって思うのです。

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