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第8回 新春イケメン寄席

「別嬪寄席」があれば「イケメン寄席」もある!

ということで、行ってきました高松市生涯学習センター。こちらの会場は初めてでございます。高松市中心部、片原町の一角にあります。以前の勤務地に近かったので懐かしい気分になりました。


お客様、220席がほぼ完全に埋まる超満員。別嬪寄席は満員御礼でしたが、イケメン寄席も負けていません。別嬪・イケメンは集客力が凄い。たとえ実際の別嬪・イケメンで無くても凄い。人気の高さが窺えます。


学美亭佳以さん『時そば』
なんと9歳のアマチュア落語家が登場です!佳以くんの高座は以前に『饅頭こわい』を動画で拝見させて頂きましたが、この時点でとても達者。今回はさらに磨きがかかっていました。何より200人以上のお客様を前にして堂々と演技できるその度胸が素晴らしいです。あと100年くらい続けてほしい。

耕亭幸ん喜さん『加賀の千代』
続いて幸ん喜さんは掛け合いの面白いこの噺。アクシデントも笑いに変える親しみやすい高座で楽しませていただきました。

想呂家笑志さん『尿瓶の花活け』
マクラで爆笑。あまりかからない珍しいものだそうですね。武士が出てくる噺って堅苦しさや緊張感が笑いに転じる所が大好きです。

酔亭藪太郎さん『神だのみ 初恋篇』
小佐田定雄さんが書かれた現代物だそうです。全く知らなかったのですが落語ならではという展開でたいへん面白かったです。

~仲入~

山陽汽船さん『漫才』
高松の寄席で初めて漫才を観たのですがとても面白かったです。漫才のネタにしては結構長め?でしたが、ネタの連射で笑いっぱなしでした。コンビ名も良いですね~。応援したくなります。

家造亭艶九さん『三方一両損』
トリは艶九さん。お馴染みの替え歌で爆笑を取ってから本編へ。登場人物が多いですが全てに艶九さんのキャラや人柄が反映されていて楽しめました。


本当にバラエティーに富んだ内容で、お客様もみんな大満足だったのではないかと思います。回を重ねるごとに出演者とお客様の信頼関係が強くなっていき、それが今の温かい空気に結びついているんだな~とあらためて思いました。続けることって大事。ナンバリングも大事。



終演後にまた打ち上げに参加させて頂きました。勉強になることばかり。自分もいつか何かでこの素晴らしい空間に貢献させて頂けたらなあと思っております。精進します。