見出し画像

安くて美味しい物なんて存在しない。

どうも、青島です。

料理人として感じることを書きます。

言葉のとおりなんですけど、
飲食のプロはみんな仕事としてお金を
稼いでいるんですね。
ボランティアをしているわけではありません。

基本的に、料金がこのくらいなら
この程度の食材なら使えるな計算しながら
やっています。

プロとしてお金をもらうからこそ
下手な仕事は出来ないし、
素晴らしい仕事をしたいと思うのです。

お客様のためにという言葉を履き違えて
値段を安くする人もいますが
いつか潰れます。

安くする歪みは作り手側の負担となるからです。
そして、価格競争にはいると忙しすぎて
もっと良くしようという心の余裕が
なくなるから成長しません。

だから、料金が安いから
素晴らしいというわけではなく
1000円の料理なら原価400円
10000円の料理なら原価4000円
100000円の料理なら原価40000円となるように
コストパフォーマンスは全く変わらないんですね。

『安かろう悪かろう』
商品の質が見極められずに
価格を判断基準にするのは
間違っています。

だから、料理にたいしての
『安くて美味い』という言葉は
その人の生活レベルを指すので
みんなに当てはまるものではないのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?