月を読む_new1

〈作詞note〉「サヨナラの唄」aoyama

「サヨナラの唄」(1997)
作詞:青野りえ 作曲:青野りえ、石川秀明

西行くバスはもう夏を運んで
傾く太陽に背中向けたよ
こうして何となく甘い夢を見てたけど
答えは初めからわかってたのさ

乾いた風感じて 煙草ふかして 強いふりしたよ

風が笑って僕を追い越す丘で
サヨナラの唄 ひとり歌ってみたのさ

西行くバスはもう橋を渡って
街行く人達も見えなくなるよ
泣いてる訳じゃない 砂ぼこりでむせただけ
ひとりは慣れてるし 急がなくっちゃ

うつむいた花びらに ささやく夜は 遠い星になる

風が笑って僕を追い越す丘で
サヨナラの唄 ひとり歌ってみたよ
優しい風が君を包んでしまう
悲しい夜は ここで終わってゆくんだ

リリースは『月を読む』に収録された2007年ですが、もともと青野が学生時代に組んでいたバンドwest bound kathy時代に作った楽曲で、ライブ初演は1997年6月。その後、数々のバンドでアレンジを繰り返しいろんなヴァージョンがあります。

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