月を読む_new1

〈作詞note〉「冬のぼくたちは」aoyama

「冬のぼくたちは」(1996)
作詞:青野りえ 作曲:石川秀明

雲を見てた 僕はひとり
色の褪せた 映画のなか
いつも二丁目の 犬が吠えてる
こんな午後には 君といたい

冬が終わる頃は 街を駆けてく
君に会えるのだろう
約束なんて何もないけど

探した答えは 乾いた風のなか
いつか春が来て ゆっくり思い出すよ


雲を見たよ いつかふたり
こんな夜には 夢を見ていたい

頬を染めたまま 君は手を振る
いつか解るのだろう
明日は長い夢の続きと

夏に憧れて 冬を彷徨う
愛の面影がゆっくり離れてく


朝に憧れて 星に帰りたい
探した答えは乾いた風のなか

夏に憧れて 星を彷徨う
冬のぼくたちは 失くした夢を見る

リリースはaoyama『月を読む』に収録された2007年ですが、もともと青野が学生時代に組んでいたバンドwest bound kathyで作られた楽曲で、ライブ初演は1996年12月でした。

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