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『ファイトソング』の半分はコリアン風味…と思うのは私だけ??

※TBSドラマ『ファイトソング』についての話。実は全部通して見れていません。ご了承ください。ただ、きっと今後も通じるであろうエッセンスを私見を混じえて感想を述べていきます。ネタバレも含まれます。

1.ファイトソングの魅力

今週5話が終わったばかり。このドラマはいわゆる王道の恋愛が中心。もっと言えば、ラブコメ漫画特有のピュアピュア&"Theファンタジー"ではなく、出会い恋し、あるきっかけで失恋を乗り越え、復縁もする恋愛ストーリーといったらお分かりいただけるだろうか。

5話では前話で失恋、そこから復縁するかどうか…。俺も秩父でキャンプ🏕してみたいなー(小声)

このドラマの良さはやはり演技力だろう。特に木皿役の清原果耶さんの演技ひとつひとつに本当に感心してしまう。今いくつか調べてみたら20歳?えっ?(°д°)20代後半でも演技うーん…って人もいる中、彼女はどこで学んだんだってくらい基礎がしっかり出来ているように見える。

キーとなる彼女と間宮さんと菊池風磨さんの3人は素晴らしい。リアリティとフィクションの演技の配分がとても丁度よく融合されている。そう、このドラマの大きな魅力は演技力だと思う。セリフの言い方、コメディー部分をどう表現するか、感情ごとに使い分ける目の視線などの細かさがこのドラマを飽きずに見られる材料になっていると考えている。

2.あれ?このドラマ雰囲気って…

ある日見ていてふと思った。あまり見かけない設定だなと。養護施設で育った女性の主人公に、ふとしたきっかけで第一線で活躍していたことのある男性ミュージシャンに出会う。さらに主人公は空手をやっていたが、大会終了後交通事故に遭い、それ以降ドライな性格に変わってしまった。現在は掃除屋で働いている。

一方ミュージシャンは一発屋で終わり、自信をなくしていた。彼の住んでる家はそこそこ広い屋上(恐らく日本だとベランダ扱いかね)付き。同居人のバンド仲間?は料理上手だが、何故か韓国料理(名前忘れたが)を出すことも。

…そういえば別のところでトッポギ出てたよな?それに、ああいう屋上と階段のあるタイプの住まい、某Netflixドラマでも見かけたな?突拍子のない要素が盛りだくさんで、養護施設出身や交通事故が印象的なのって……はっ!韓ドラ!?

いやそんな決めつけは良くないだろって?確かに決めつけかもしれないが、でも私はそうとしか思えない。条件がかなり一致している。ただし、まるっきり韓ドラかというとそれは勿論違う。体感でいうと"半分韓国風味"といったところか。

ドラマからは離れるが、昨年TBSはCJ ENMと提携した。CJといえば、韓国のエンターテインメント業界の大手だ。数々の賞を総嘗めした映画『パラサイト』の配給社であり、グループの制作会社は『愛の不時着』や『ミセン』等の人気作品に関与している。となると、何かしらでTBSの作品にもその影響を受けることは間違いない。ファイトソングもそのひとつだった、と考えると合点がいく部分もあるのではないだろうか。

清原果耶は韓国俳優にも負けない演技力を持っていると思っている。ゆくゆくは彼女も韓国スターに……もしなったら日本のエンタメ界も世界に負けないレベルへと成長している頃だろう。

P.S 昔メレンゲの気持ちに清原さんが出演していたのを偶然見ていたのだが、なんと意外と趣味が割と昭和性高くて、『平成生まれなのに昭和性が高い』仲間として、いつか是非お会いしたいなと思う今日この頃の僕。


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