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コーヒーを伝えたくて

こんにちは、あおみどろです。
毎度毎度、更新が続かないダメ人間でございます(笑)

さて、気が付けばもう3月です。「あれ、4月からわたくし社会人だよなぁ」と、なかなか実感のわかない大学生がおります。

というかお店どうしよう、、、

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7月からただただ突っ走ってきたので、実はあまり今後のことを考えていませんでした。というか考えるのが嫌で、見ないようにしていたというのが正しいのですが、、、、

お店では、「きみ就職するの??」ってお客さんによく言われるほど、もはやただのコーヒー屋さんになってしまってきました(笑)
さらには、「来年からこのお店なくなるってことはないよね」と来年度以降のことをお客さんに心配されてしまっている、なんとも情けない珈琲屋さんです。

ぼく以上に、お客さんの方が此処珈琲焙煎所の心配をしてる。そんなすごくありがたく、異様な状況でございます。

まあまあ、難しいことは後に回して、楽しい話をしてみましょう。
結局なんでも何とかなるでしょう~(笑)
あれ、やっぱり見たくないものを見ない悪い癖が、、、

さて、本日は。
コーヒーをどのように伝えるか
のお話です。

みなさん、コーヒーを選ぶ際、
何を基準にして選びますか??
基準といえば大袈裟ですが、
どうやってコーヒーを選んでいますか?
ということです。

お店の人におすすめされたり、パッケージの色に惹かれたなど、選び方は本当に人それぞれで、みなさん楽しく選ばれているのをお店で見るのはぼくにとってとても幸せな時間となっています。

いや、しかし、ぼくは珈琲屋さん。
お客さんがコーヒーの銘柄を選びやすくする、またその人好みのコーヒーを見つけるお手伝いをする必要があるのです。そこでいつも考えるのは、「このコーヒーはどのように表現すれば正確に伝わるのだろうか」ということです。

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こうやって、コーヒーの味や風味の特徴をカードにしたり。

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かわいいパッケージで手に取りやすくしたり。
パッケージの色で味を表現したり・・・・

さまざま工夫はしているのですが、難しい。
何でこんなにコーヒーを紹介するのが難しいのだろうかと、いつもいつも最善の伝え方を模索しています。

おいしい珈琲とはなんなんだ

このコーヒーを伝えるのが難しい、そもそもの原因は「コーヒーの好みは人それぞれ・味覚の感覚は人それぞれ」であるからではないかなと思います。

つまり、「このコーヒーは苦いです」とぼくが感じて「苦みの強いコーヒー」と紹介したとします。しかしこれを苦いとは思わない方もいる。じゃあ「あ、コーヒー選び失敗したな」となってしまう場合がございます。

酸味も然りでして、やはり感覚は人それぞれなんです。ですから苦みや酸味のチャートを作ったりするものの、基準がぼくである以上ミスマッチが起こる可能性は大いにあります。

ですから実際に、コーヒーの味を寸分たがわずとまでいかなくても、比較的正確に表現することは困難です。というか正確という概念すら無い気がするので(笑)

そこで、現在のぼくの解決策として飲み比べと試飲を行っています。
味の違いが分かりやすい2種を飲み比べていただいて、どちらがお好みかを伺ったり、時間があれば購入前に試飲をしていただいたりしています。
まだまだ完璧ではないけれど、少しでも満足していただける取り組みをこれからもできればと思っております。

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時と場所それから人とコーヒーと

さて、コーヒーの味をぴったり正確に表現することができたとして、あなたは世界で一番おいしいコーヒーを見つけることができるでしょうか。

その答えは「いいえ」である方が多いと推測できます。

だって、「飲む時間や場所、誰と飲むか」などの雰囲気や情景というものがコーヒーの味に大きな影響を与えるのではないかと思うからです。

きっと「家でゆっくり本を読みながら」飲みたいコーヒーと、「キャンプでわいわい友だちと飲みたいコーヒー」とではきっと大きなギャップがありますし、選びたい銘柄は異なります。

同じ豆で淹れたコーヒーでも、淹れ手によって味は違うとすら思うからです。さらにお菓子選びにも影響します。

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たまにお店ではこのように、ケーキも焼いて出していますが、甘いケーキには苦いコーヒーがあっさりケーキにはスッキリしたコーヒーが欲しくなる。のように、一緒に食べるお菓子によってもベストなコーヒーは変わってきます。コーヒーの難しく面白いところですね~


コーヒーの世界を伝えたくて

ぼくはコーヒーの世界を伝えたくて、いつも記事を書いています。この記事で、ぼくの意見を書いているのも、ある種のコーヒーの味を伝えるぼくの大切なお仕事の一つです。

いいことを書こうと、まとめパートを作ったものの、何も思いつかなかったので、余白は最近の写真で埋めておきます(笑)

久々の長文記事をリハビリがてら書かせていただきました、最後までありがとうございます!!

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