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日本の食材がほしくなった時には

以前も書いた気がするのだけど、私は3年半前にこちらへ引っ越してくる際、日本の食材をほぼ持ってこなかった。
1年後に一時帰国するつもりでいたし、1年間はこちらの食べ物を楽しむつもりでいたので。
けれど、そんな予定は大きく崩れてしまい、そして思ったより早く日本食が恋しくなり、なんとかいろいろと日本食を手に入れる方法を考えて考えた結果、こちらでの滞在も2年が過ぎてやっと、どうにかこうにか食べ物にもある程度満足できるようになった。
もちろん、日本に行って色々食材を手に入れたいし、でも持ってこれないものもあるしで、100パーセント満足できるわけではないけれど、海外暮らしの強い味方となってくれた食材たちには感謝したい。
そんなわけで、この3年半でどこで日本の食材を手に入れてきたか、まとめたい。


①近所のスーパー
まずは手軽な近所のスーパーから。普通のスーパーでも醤油だったら確実に手に入る。しかも安心のキッコーマン。
あとは、日本製ではなさそうなうどん、そば、みそ、海苔、などなど置いてあるにはあるけど、これはあまり美味しくない。
あと、米も昔(留学生だった頃)は普通のスーパーでSushireisとかを買っていた。
Milchreisも日本のお米っぽいという情報も昔見かけたし、手に入りやすいけど、今となると微妙。
ちなみに、ドイツた大体どこの街にもオーガニックスーパーもあって、そちらでも普通のスーパーにあるような海外製日本食品(のオーガニックなもの)は手に入る。海外製なので、味は・・・だけど。
あと、おにぎりや寿司もあるけど、こちらも味に期待してはいけない。ただ、寿司については最近SUSHIとして受け入れられるようになった自分もいる。

②アジアンスーパー
これもどの街にもたいていあると思う。だいたいは東南アジア系の食材が多めになっているけれど、大都市なら日本の食材に特化したアジアンスーパーもあるかもしれない。
ここじゃないと買えないからということで私がここで買っているのは、米(ヨーロッパ産日本米)、味噌、めんつゆ、ごま油、コチュジャンなどなど。あとは、場合によって、キムチとか、餃子とか、ゆず茶とか、納豆も買ったなぁ。
特に米は、こちらで買うのが断然おすすめ。ちょっと量が多くなってしまうかもしれないけど、日本人だし、それくらいすぐになくなってしまうということは経験から分かっている(笑)

③オンラインショップ
最近はめっきり利用しなくなったけど、ドイツ国内のオンラインショップも何度か利用した。たくさん買うならよいかも。
ただ、アジアンスーパーで買うより割高感がある。

④日本から送ってもらう
最初の2年は何度かお願いしていたけど、日本の家族も大変だと思うし、こちらに届いてから受け取りまでの手続きも大変なので、今はお願いしていない。


試行錯誤した結果、以前はアジアンスーパーで売っているあれじゃなきゃ、と思っていたものも、普通のスーパーで売っている別のものでの代用で満足できるようになった。
日本の食材がほしくなった時の一番簡単な解決方法は、どうすれば簡単に手に入る食材で代用できるかを考えることかもしれない、なんて考える今日この頃。




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