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思い込みで失敗した悔しい悲しい気持ち。

図書館で借りた本のうち、1冊がどうしても見つからない。
我が家では、家族で図書館を利用しているので、リビングのボックスには図書館の本が数十冊詰まっている。
1冊1冊確認してみても、ない。
通勤用のカバンの中にも、ない。
休日に使うバッグの中にも、ない。
子ども達の持ち物を探っても、ない。
もう一度リビングのボックスをのぞいてみても、やっぱり子ども達の借りた本しか見当たらない。

私は前に一度本をなくして、図書館に弁償したことがある。
その時は、あとから別の部屋の本棚から見つかった。どうやら片付けの時にその本ごと移動させてしまったらしい。
でも今回はそんな記憶もなく、一応本棚を確認してみたが、やっぱりない。
まさか間違えて紙ごみに出してしまったのか!?
ここまでいくと可能性は無限大。

そもそも、その本を読んだのがもう1週間以上前。
その後は現場仕事が多くて、通勤中も読んでいない。
要は記憶も曖昧。最悪だ。

ああああもうなんで、なんで私の本だけいつもなくなるの?
イライラしながら、なんとなくスマホで図書館のマイページを見る。
…確かに”貸し出し中”となっている本。

だけど・・・あれ??
この本の表紙、さっき見たぞ?
どこで?リビングのボックスで。
もう一度確認してみたら・・・ちゃんとあった。そこに。はじめから…。

嘘でしょ?
紛れているだろうと思って、タイトルを何回も確認したのに…。
なぜ気づかなかった?

その理由が、自分でなんとなくわかった。
・・・それは、その本は子どもの本と信じて疑わなかった、からだ。
その本の表紙は、きれいな絵が描かれており、子どもが借りるような本の表紙によく似ていた。
だからその本は「絶対に違う」と脳が勝手に判断し、タイトルも読まずスルーしてた。
装丁に惑わされないようにタイトルを見てたつもりが、これだ。
自分が自分で信じられなくなる。悲しい。

そもそもつい昨日、「借りてたピンク色の表紙の本がない」と言って騒いだ結果、見つかったその本の表紙は”水色”だった。
悲しい。情けない。泣きそう。

思い込みって怖いな。って話なんかなこれ?
こういうことがあるから、自分より人の記憶を信じてしまうんだよな。
だけどあからさまに「記憶違いだろ」と言われるとムカッとしてしまう。

悔しいのと悲しいのと、気持ちをどこに吐き出したらいいのかわからない・・・

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