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社内プレゼンが苦手だった話

教訓エントリー第7弾です。「生き延びている理由」について書こうと思ったのですが、「運を上げる考え方」という内容とほぼ一緒に内容にになったので、割愛します。その代わりに、社内プレゼンが苦手だった話、というテーマで書いてみます。

最近やっと克服しつつあるのですが、それでもまだまだ足りないなと思うことが多いです。言語化しながら書いてみます。


社外でプレゼンするのは慣れ

会社を作ってから、毎週のように外で話す機会がありました。社外プレゼンは最初の方は大変なのですが、段々慣れてくると楽になるんですね。それはなぜかと言うと、繰り返し人前で話すことによって、自分なりの必勝ストーリーみたいのが生まれてくるからです。そのストーリーとともに話せばいいので、人数なども関係なくなってきます。

もちろん、例外もあります。それは、フルスクラッチでゼロからつくるもの。ちなみに、昨日の「日本インバウンドサミット2020」のオープニングはその例外で、緊張しました。3000人という人数というのもありますが、全部ゼロから作ったのと、今回は自分の会社だけのストーリーではないからです。業界を代表して、場の目的にあった話をするためにどうすればいいか?目的を果たすための何を伝えるべきか?はとても悩みました。

結果、賛否ありながらも、思いが伝わった人も多くいたようで良かったです。最初は固かったですね、、。もっと精進します。


社内プレゼンは信用貯金とともに

対して社内プレゼンは違います。同じようなストーリーは聞き飽きているわけで、そればかり伝えても前に進まない。より実務な話が必要。

社内のメンバーは自分が言った発言をしっかり覚えています。それに対して、しっかりと行動ができているか、責任を果たしているかを強く見られます。それは代表である自分が思っているよりも。

最近は少し良くなった自負がありますが、一時期は本当にひどかった。自分が言いっぱなしにして終わったり、行動が伴っていないのにどんどん新しいことを言ったりして、場を混乱させていました。青木が言うことはどこまで本当にやることなのか?そこに戦略性や裏付けがあるのか?という疑問が生まれていました。人は信用貯金をベースに人の話を聞くわけです。

最近は準備がないこと、戦略がないもの、行動が伴わないものは言わないようにしています。そして言ったことはちゃんと実行するよう意識しています。


身内だからこそ準備を怠らない

また、どの社内プレゼンであったとしても、その時に伝えたい目的、背景、メッセージ、理由を整理するようにしています。当たり前でしょと思いながらも、一時期までそれができていなかった。近い関係だからと甘えていたんだと思います。

一旦箇条書きでそれらを書いてから、資料を作っています。身内だからこそ怠らない。ずっと自分が発した言葉が残り続けます。重みが違う。

それは全社メッセージだけじゃなく、1on1でもそう。相手に向き合う準備をしていないのはすぐ相手に伝わります。特に、CPOの荻原さんとの1on1は緊張します。

自分がどれだけ大きなことを外で掲げたとしても、自分ひとりでは何もできない。関わる人が納得感を持たない限り、全員の力を合わせ、大きなことを成すことはできないです。

今でも社内プレゼンや、1on1は、社外で話すよりも緊張します。


改めて振り返って

社内プレゼンが辛い、、と気づいたのは3年前でしょうか。2年前の12月は、自分のプレゼンによって会社全体がお通夜のような状況になったのを覚えています。あの日は本当に胃が痛かった。社内プレゼンの大事さに、より自覚的になったのは去年ぐらいからです。相変わらず気づくのが遅い...。

今回の教訓は一言でいうと、ちゃんと相手のことを考え発言し、言ったことに責任を持とうということです。最近は全社会を月1回ではなく、週1回に変えました。それによって全社に対して自分の考えを伝えるいい機会になっています。荻原さん、変更ありがとうございます。

このnoteも個人的には、社内で自分のメッセージをより的確に伝えられるようにと思って書いています。もっといい会社にすべく、自分の言葉と行動を磨き、全社で結果を出せる会社にしていきたいです。


前回は「肩書」に気をつけようでした。次回は「得意なこと、苦手なことを理解する」にしてみます。来週の木〜金に更新予定です。

最後まで記事を読んでいだきありがとうございます。毎日更新をしているので、よかったらまた読んでもらえると嬉しいです。