見出し画像

2020年上半期の振り返り

2020年は「今ここ」にするというテーマで始まりました。

気づいたら今年も7月半ばになり、せっかくなので半年間を振り返ろうと思いました。1ヶ月単位の振り返りもいいけれど、半年間単位で振り返ることも大事だろう、そう思ったんですね。

年初にnoteを毎日更新すると決めて、なんだかんだで毎日書いています。振り返りを期に、半年分のnoteを読み返しました。約180日分!星野さんとスノボに行ったり、コロナショックを受けたり、稲垣吾郎さんとラジオに出たり、いろんなことがあった半年間でした。気持ちが揺れながらも充実していました。

振り返りの方法としては、いつものKPTで振り返ってみます。


KEEP:良かったこと

・プロフェッショナルと仕事をする

この半年間感じたのが、自分よりも圧倒的に優秀なプロフェッショナルの人と仕事をする楽しさです。荻原さん、岩城さん、豊島さんが自分にとってそう。人は影響を受けるもので、一つ一つのMTGから自分や会社自身の空気が変わってきているのを感じています。会社で最も重要なのは人であるというのはよく言われますが、その言葉の意味を再認識する半年間でした。

・noteでの情報発信

冒頭にも書きましたが、ここ半年間毎日noteを書いています。毎日30分〜1時間のアウトプットの時間は自分にとって非常に重要です。また日記を毎週日曜日にまとめることで、いい振り返りの機会になっています。

発信をし始めたことで、SIGMA fpというカメラを買いました。それによって自身の発信力やクオリティ、感覚が上がったと感じています。また株主インタビューや、社員インタビューを通じて、「取材を通じて人と向き合う」という新たな自分の武器を得ました。

・創業期のテンション

コロナの影響で相当ハードな時期が続いていますが、同時に創業期の気持ちで日々働いています。自分が気を抜いたら、会社がなくなってしまう。その気持で日々仕事をし、世の中に価値ができることはなにか?を考え続けて動いています。正直辛いですが、楽しいです。今は外圧によってそういう状態になっていますが、自らの力でそういった状態を作れるようにしていきます。

・健康への意識の高まり

小麦粉、乳製品、卵を控えてから半年が経ちました。また夕飯も基本8時までに食べるようになりました。それによって、アレルギー性鼻炎がなくなり、鼻水が朝以外でなくなり、ぼーっとすることも減って、集中度合いが上がっている感じがします。またランニングをする習慣も増え、新たな気持の切り替えの術も得ることができたのが良かったです。睡眠も比較的取れています。腹7~8分目に関しては最近割と意識できている感。


PROBLEM:悪かったこと

・スイッチが入るまで遅かった

「100年に一度の不況が起きている。いわば、戦時中だよ。こんな時は1ヶ月後〜2ヶ月後に立ち上げるというのは遅い。3日で立ち上げるぐらいの気持ち出やんなきゃだめだよ。」

上記の言葉を先輩の上場企業の経営者に言われて、ハッとさせられました。むしろ、それまでスイッチが入りきっていなかったんです。先輩経営者に感謝するとともに、大きな自分の反省です。

・10倍問課題解決ができていない。

10倍課題解決ができたら、10倍稼ぐことができる。つまり、10倍課題解決しない限り、10倍儲からない。

Yahoo! Japanの元執行役員の志立さんへの株主インタビューから言われた言葉。このタイミングで10倍課題解決ができたか?と言われると、できていないと痛感します。


TRY:改善したいこと

・インバウンド業界の潮流を作れるビジョンの力・発信力を磨く

下半期も引き続き、ビジョンの力や発信力を高めていきたい。ベンチャーは代表自身が一番情報に触れ、会社について考えている時間が多いので、どんどん考えを社内外に出していったほうがいいと思っています。

また、会社のアクションではなく、世の中のムーブメントを作れるぐらいの存在でありたいと思っています。7/23の「インバウンドサミット2020」はその1つです。

・ビジョン実現のために必要な人を集める力(+資金調達力)を磨く

自分一人でできることは限られています。会社が実現したビジョンのために、必要な人を集められる能力をもっと磨いていきたい。また、事業が組織や人を定義すると同時に、人が事業や組織をつくるということを忘れてはいけない。それは自分だけでなく、会社全体に言えることです。

・経営メンバーの力が最大化されるマネジメント能力を磨く

会社全体ではなく、まず経営メンバーの力が最大化されるマネジメント能力を磨いていきたいです。経営メンバーが結果を出せる環境づくり、一人ひとりや事業成長のためのコミュニケーション、求めるポイントの明確化、等、一つ一つにもっと自分のエネルギーを注いでいきたい。どれだけ優秀な人が入ったとしても、活躍できる環境を提供できるかどうかは自分次第でもあると思っています。

・振り返りのレベルを上げる

最近毎週末のKPTの記事を書く際に、一週間の振り返りを2~3時間ほどやっています。その時間がめちゃくちゃよくて、その振り返りのレベルをもっと上げていきたいと思います。また会社の失敗と今に至るまでの軌跡も半年ぐらいかけて書ききっていきたい。半年前に山田大使と将棋を指して、下記3つが勝負事で勝つために重要だと書いていました。

1.凡ミスをしない(悪手を覚える)
2.自分が相手ならどう動くかを考える(3手先を読む)
3.自分なりの勝ち筋を持つ(得意な戦法を覚える)

振り返りの過程で、うまくいったこと、そうではないことを省みて、自分や会社全体を高めていきたいです。


他、半年間分の記事を読んでメモしたこと

KPTにはあえて入れなかったけれど、また振り返りたいと思った言葉をメモしておきます。

・経営は、最終ページから本を読むのと同じです。つまり、結論が先というか、何をするのか決めて実行することなんです。
・会社経営のワーストケースを想像しろ
・「誰に対しても、年齢も国籍も性別も関係なく、その人と向き合うこと。人となりが何より大事。それが人間関係につながってくる。」
・10年かけて使いたいもの、ことにお金を使う。
・「スリッパ、しっかり並んでいるほうが気持ちええやろ。後で履くときもスムーズで楽やし。」
・Move the conversation forward
・こんな時だからこそ、会社のビジョンやミッションに立ち返る
・「時代の変化とともにお客さんの変化に向かい続けていくことが、新規事業成功の秘訣」
・人より得意なこと、詳しいことを書けばいい
・大きな話をしてから、小さな話をする。
・ルーツを言語化する
・すべてであると同時に、無の存在である
・自分に正直であり、驕らず、オープンであり、他の人が選ばない選択をすること、何より手数を打つことがとても大事
・良い戦略と悪い戦略の見分け方
・悩んだ時は、今決めたいことを紙に書き出す
・フィードバックサイクルを何事も意識するようになったこと
・意見の言い合いをやめ、一度考えを書いて共有し合う
・普段何気なく発している一言一言が、自分自身の今を作っている。
・背景がないアジェンダをなくそう
・会社の存在意義が問われる時代
・改善だけでなく、角度を変えた挑戦をする


最後に

2020年のテーマである「今ここ」に対しては、まだまだだなと思いながらも、濃い半年間でした。

180記事分読み直すのは中々大変だったのですが、新たな発見や忘れていたことを思い出したりと、振り返れてよかったです。今後も毎週月1回、半年間に1回程度の振り返りを続けていきたいです。

また明日友人、知人と半年間の振り返りの時間があるので、そこで一つ一つをまた深めていきたいです。


最後まで記事を読んでいだきありがとうございます。毎日更新をしているので、よかったらまた読んでもらえると嬉しいです。