見出し画像

人生に影響を与えた7冊

ブックカバーチャレンジというバトンが送られてきました。

送り元は、元東京ステーションホテルの岡泉さん。独特なメガネが素敵な方です。岡泉さんからのバトンは断れないので、書くことにしました。

ただ、毎日の投稿はズボラな自分には合わなそうだったので、7冊まとめて紹介します。どれもおすすめです。


1.USJを劇的に変えた、たった1つの考え方

今までで一番読み返している本です。マーケティングとは何か?という考え方を一新させてくれた本。あらゆるプロジェクトを、戦況分析(5C) →目的設定(WHY)→ 目標設定(WHO)→ 便益性(WHAT)の順番で考えるべきだというのはとてもとても深いです。この本に出会って4年ですが、毎回大きな発見があります。この本について、話しているラジオは神回の1つです。


2.ジブリの仲間たち

ジブリの鈴木さんを知ったのは前職の社長から。たまたまおすすめされたラジオを聞いてから、ずっと追いかけています。鈴木さんの本は基本全て読んでいるのですが、一番はこれでしょうか。仕事とは仲間集めである、と。ジブリがどのように日本全国、そして世界に広がったのかのヒントがこの本に詰まっています。


3.PRINCIPLES

今年読んで、自分の人生に落とし込みたいと思っている本です。毎週少しずつ読み返しています。いい習慣を身に着け悪い習慣をなくす、徹底的にオープンにすべきだ、という考えを今意識しています。値段も本も重たいですが、内容は軽快で読みやすい。人生の指針(原理原則)を探している人に、おすすめです。


4.スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営

スノーピークの山井さんの名著です。今あるマーケットを取るのではなく、新たなマーケットを自ら作っていくという考えがとても好きです。この本を読みながら、スノーピークの新潟オフィスに行ったのですが、まさにこの本のタイトルを体現しているような空間でした。自分が実現したいことは何なのか?自分が本当に欲しいものはなんなのか?を向き合わされる本です。


5.社員の力で最高のチームをつくる

星野リゾートを変えた、星野さんのバイブルと言われている本。①全社員に正確かつ重要な情報を共有すること、②境界性を明確にし、自律的な働き方を促すこと、③セルフマネジメント・チーム型思考にする。の3つが組織成長の鍵だと。自分で書きながらもドキッとする内容なので、もう一度読み返します。


6.アニメ文化外交

師匠である故櫻井孝昌さんの本です。櫻井さんが見た、日本がどう世界で受けいれられているか?が原体験とともにありありと書かれています。アニメ文化外交の意義を、①日本という国への理解、関心の強化、②日本経済に対する貢献、③クリエイターの交流、④日本語の普及、⑤社会モラルの形成、という切り口で語っています。日本を世界に出していきたいという人は必読だと思います。


7.パイロットフィッシュ

最後に一冊だけ小説を。大崎善生さんの文体には透明感があって、軽やかで読んでいて気持ちの良い。エロ本の編集者の話、というのは建前で、生き方の話です。世界一周でも持ち歩き、繰り返し読みました。「繁盛するレストランの秘訣は、ピカピカのグラスに入ったおいしい水だよ」という話は今でも心に残っています。気になる方は読んでみてください。


全体を振り返って

他にもたくさんありました。ビジョナリー・カンパニー、好きと嫌いと経営、佐藤オオキさんの本、ランニング思考、等々。今回振り返ってよかったのは、これらの本の何に影響を受けたのか?を省みることができこと。同時にまた読み直すきっかけになったことです。

本は知識を得るだけでなく、本によっては著者がどんな人なのか?を考えさせられます。ある種、この人だったらどんな判断をするんだろう?という観点をもらえるのが面白いです。

今後は新しくでた本だけではなく、以前読んだ本ももっと読んでいきたいです。きっと、以前読んだときにはわからなかった気づきや発見があると思います。

この記事が参加している募集

読書感想文

最後まで記事を読んでいだきありがとうございます。毎日更新をしているので、よかったらまた読んでもらえると嬉しいです。