理想の社長像とは
ちょうど昨日、MATCHAの植松さんに
「青木さんの理想の社長像ってなんですか?」
と聞かれて
「うーん、難しいですね。会社がちゃんと健全な形で利益を生み出し、それが働いている人に還元される状況を作れるのはマストとして。今、働き方が多様になってきているからこそ、この会社だからこそできるようにしたいですね。」
と答えました。
今振り返るとあんまり的をえない回答だったな、、と思ったので、もう少し深掘って書いてみます。
自分はリーダーシップがあり、ガンガンみんなを引っ張っていくタイプではないです。どっちかというとクラスの隅にいるタイプ。
そして、仕事がめっちゃできるかというと、全体的な基礎能力は客観的に見ても普通です。自覚しています。集中力は散漫で、のめり込む対象が見えたらそればっかりになってしまうことが多い。
デスクにいるより、オフィスを離れて、動き回っている時のほうがパフォーマンスが高いタイプの人間だと思っています。そっちのほうがアイディアが出る。
理想の社長イメージとしては、ラグビーの中竹さんが提唱しているフォロワーシップのほうが強いです。フォロワーシップとは、組織のメンバーが自ら考え、行動し、成長しながら組織に貢献するための環境を整えるスタイル。
特にこのインバウンドや日本発信という領域において、トップダウンでやるよりも、一人一人、その国のメンバーの力を最大限出してもらうほうがいいと考えます。あくまで器の役割を担っていきたい。
今年、意識する3つのこと
植松さんとの会話でも出たのですが、下記が今年意識するポイントです。
1.何も抱えない。一人一人の強みを見出し、任せ、託す。→ 組織としての結果を出し、最終的な責任は自分が持つ。
2.インプットとアウトプットの次元を上げる。→ 会社の未来の点をつくる。言語化、発信による空気づくり。
3.未来につながるネットワーキング。→ それらを会社に還元し、あらゆるものの時間を縮める。
1が特に今回の内容と親しいです。
自分より優秀なメンバーが入ってきている今、「自分」が結果を出すこと、に執着するよりも、「会社」で結果を出せるようにしたい。
もちろん自分の役回りとして、会社のフロントとして企業役員陣や国のトップに会って入り口をつくるというのはやっていきますが、それも一つの役だと思っています。2と3についてはどこかで書きます。
こんなふうに書きながらも、まだ自分の中での理想の社長像というものが固まっていないのに気付きました。
ちなみに、この人になりたい!みたいなのはないです。その人には自分もなれないと思うので。真似できるいいところは、素直に沢山吸収していきたいというスタンスです。
尊敬する方は沢山いるので、自分の中に取り入れつつ、試しつつ、形にしていきたいです。
会話の最後に植松さんに
「こんな感じなんですけど、どうですかね?」
と聞いたら
「いいんじゃないですかね。社長としては、働いている一人一人がより力を発揮できる環境を作って欲しいです。それが会社のバリューのCo-Creationなんじゃないですかね。」
と返されました。そうありたい。
最後まで記事を読んでいだきありがとうございます。毎日更新をしているので、よかったらまた読んでもらえると嬉しいです。