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気持ちに余裕がないと判断をミスする【心理学】

福島県の医学部で学生教育をしながら、心理カウンセラーをしたり、研究をしたり、YouTubeの運営をしたりしてるあおきしゅんたろうです。

タイトルの通りの話なのですが、判断をミスることってありますよね。

私も普段はわりかし正常判断をする方なのですが、いくつかの条件が重なるとけっこうやらかすことが多いなと思います。

ただいま車が故障してまして、昨日まではかろうじて動いていたのですが今朝になって動かなくなってしまいました。

今日仕事終わりに車屋さんに持ってく予定だったので、一度なんとか車が動き、これで行けるかと思って乗ろうとしたところ途中でエンジンがストップ。。

家に戻ることもできず、仕事も始まる、ヤバい…となっていたところ、なんとか車が動き、すぐ隣が駐車場だったのもあって、そこに停車しことなきを得ました。

今バス通勤中ですが振り返って考えてみても、随分と無茶な判断をしたなと思っています。

こういう感じで複数のタスクや条件が重なると判断が鈍りますね。しかもそれが時間的に切迫していたりすると余計に焦り、頭の中がパンクしていきます。

複数のタスクや締め切りが重なると、私たちの認知機能に過大な負荷がかかります。これにより注意力や作業記憶が分散し、判断力が低下します。

さらに、人間の脳は一度に処理できる情報に限界があり、多くの情報やタスクを同時に扱おうとすると、各タスクに十分な注意を払うことが難しくなり、結果として適切な判断を下す能力が影響を受けます。

まぁ、忙しくいろいろな仕事に取り組んで楽しい部分もあるのですが、こうやって煽りをくらうところもありますよね。

こういうひとつひとつが自分を苦しめていくのだろうなと思うので、もう少しゆるぷかな生活をした方がいいなと思うところです。

そのほかにも疲れていたり、睡眠不足だったりがあると物理的に脳機能が低下するので、判断が鈍ったりもします。

良い判断は良い生活にもつながりますし、生活の中でのネガティブな出来事も減らしてくれます。

仕事のマネジメントや体調管理をして、より良い判断をできるようにしていきましょうね。

それでは、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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筆者 あおきしゅんたろうは福島県立医科大学で大学教員をしています。大学では医療コミュニケーションについての医学教育を担当しており、臨床心理士・公認心理師として認知行動療法を専門に活動しています。この記事は、所属機関を代表する意見ではなく、あくまで僕自身の考えや研究エビデンスを基に書いています。

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