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「醤油じゃなくて味噌の気分だったのに…」後悔はなぜ起こるか?

「後悔はなぜ起こるのでしょうか?」というご質問をいただいたので、解説します。

「後悔」とは心理学的に、過去の出来事を思い返し、あの時に違う選択をしていたらよかったと考える思考のことです。

皆さんも後悔を感じる瞬間がありますよね。

私の話ですが、本当は味噌ラーメンが食べたかったのに、なぜか醤油ラーメンを選んでしまい、それが失敗だったと感じるような時です。

そういった経験は日常的によくありますね。自分は味噌ラーメンが良かったのに、と思うことがしばしばです。

後悔は、それが自分にとって大事なことだから起こります。私は特に、ラーメンにおいては味噌が好みなので、それ以外を選んだ際には、かなりショックを感じます。

例えば、ある店では醤油ラーメンが有名だからと選んでみたけれど、やはり心の中で「醤油は醤油だったな…」と思うことがあります。

そういうわけで、後悔というのは、重要な選択をした結果生まれるものなのです。ラーメンの選択にしても、それは失敗したくないという意味合いが含まれています。

それだけその選択が重要であるということです。選択の中で、様々な可能性を考えて、「こうしておけばよかったのに」と思うのは自然なことです。

例えば、食券を買う際、味噌ラーメンなはずなのに、なぜか無意識のうちに違う味のボタンを押してしまうことがあります。この例は些細なことかもしれませんが、後悔はこうした小さなことの積み重ねから来るのです。

このような慎重さ自体は、決して悪いことではなく、むしろ多くの場合において必要ですよね。

何か良い解決方法はありますか?

これには、いわゆる「下方比較」が効果的かもしれません。もっと大きな失敗があることを思い出してみるという方法です。

例えば、「塩ラーメン?醤油?味噌?」という選択よりも、「肉料理か魚料理か?」という選択の間違いの方が大きいですよね。

焼肉を食べたかったのに、ラーメンを食べに行くような選択をしたとしたら、それはかなりの後悔につながります。

そういったことと比べたら、味噌か醤油かの違いは、まだ小さいことですよね。

人生の中でラーメンの選択が悩みの中核を占めるということはないと思いますが、皆さんにとってラーメンの選択がそれほど重要でないように、他の多くの事柄もそんなものなのかもしれません。

しかし、それぞれが重視するポイントは人それぞれであり、私の例で言うと、ラーメンの味がそれに当たります。

もしみなさんが後悔した時に、あおきは醤油ラーメンの話で後悔するのかと思い出してみてください。そうすると、「この後悔はあおきにとってはラーメンの選択だ」という形で、自分の選択を軽く受け流せるかもしれません。

そうは思えない場合でも、わたしは後悔すること自体が人生の一部であり、それもまた一つの学びになると思います。

後悔することはあるかもしれませんが。それはそれでなんらかのポジティブな意味もあるかもしれません。

それでは、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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