比較や評価軸から離れる【心理士のセルフケア】
心理士が自分自身に行っているこころのセルフケアについて話していきたいと思います。今日は対人関係の話ですね。
どうしてもですね、対人関係がどこの分野や職場でも出てきて、避けられないことはあると思うんですよね。
私が陥りがちなのは比較です。人と自分を比べて、自分よりもできてるかなと考えて、自分よりできてるなっていう風に思うと、どうしてもあの人の方ができてて、自分はできてないなと思ったりするんです。
同じような立場の人がいた時には、自分のポジションをこの人がぼやかすんじゃないかと考えて、どうしてもネガティブな気持ちになってしまうことがあります。
そういうことってしょっちゅういろんな場面で起こると思いますし、承認欲求って言葉があるので、どうしてもそういうような考えっていうのは出てきてしまうものかなと思います。
よく引用される本は「嫌われる勇気」っていう本だったりします。
昔のことを考えてみると、やっぱりどうしてもその人と自分を比べて、自分の方が優れていると考えて、自信がなくなることが多かったなと思います。
自分が優れてる箇所よりも、どちらかというと、自分が劣っている箇所で比較したくなるっていうのが人間の性だと思います。
だから、自分があまり得意ではないところをで戦おうとして、どうしてもそれで自分の方がうまくできないみたいな感じになってしまうってのがよくあります。
自分の得意なところを見つけるのはなかなか難しいことではあるんですけど、自分が苦手なところだけで比較するんじゃなくて、自分が得意なところで比較するということも、1つできることなのかなと思ったりします。
その人それぞれに特性があって、得意不得意がありますし、そもそも、自分が誰かより優れてないからといって得したり損したりするっていうようなことでもないと思います。
自分のできることを伸ばしていって、できるポイントで自分ができてるみたいな感じで考えられるのが、1ついいのかなと思います。
私も昔はそういう風に比べて、できてる、できてないみたいな感じで考えてしまってましたけど、最近だと、自分もできてることもあるなと考えてもいいのかなって思えるようになってきました。
色々あるとは思いますけど、自分の戦える土俵で戦うっていうのがいいのかなと思います。
それでは、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
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