美味い物やお風呂で、思考から一度距離を置く【心理学】
突然ですが、食べることは私結構好きでして、美味しいものを食べると、一瞬でも嫌なこととか忘れられます。
みなさんにはそんなことありますか?
エビデンスはないですが。あおきの忘れられるランキングとしては1番はウニなどの貝類ですかね。
うまい肉やトリュフなんかも、美味しい成分が人間にとってプラスの刺激になって、脳がちょっと静かになってくれるような気がします。
他のことを考えている状況から他の状況にシフトできる効果がおそらくあるんじゃないかなと思ってます(あくまで私見です)。
昔から美味しいものを食べている時は、今ここに集中できるというのがあります。苦悩の原因って、感情反応としてネガティブな反応が出てくることだったりしますが、それを引き出す原因って複数あると思うんです。
そよ多くの場合は考えです。頭の中でネガティブな考えが巡っている時は、危機的な状況が訪れていて、それに対応しようとしているというのがあります。
それがネガティブに考えることで備えるという機能がなんですけど、それがずっと続いたり、必要ない時に起こってしまったりすると、不適応的な感じになってしまうので、苦痛が強くなってしまいます。
ずっと考え込んでしまって、その考えから抜け出せないというのが問題の中心になることが多いと思います。
ネガティブに考えやすい人って、1つの考えが出てきた時にそこから違う方にシフトするのが難しいというのがあります。
本当だったら複数、10個ぐらい同時に考えられることがあるんですけど、そのうちの1つで、なおかつネガティブなことに注目が向きがちになってしまうのが、考え込んでしまう人の特徴としてあります。
なので、どんな事柄でもいいんですけど、そこから抜け出して違う方にシフトできるきっかけが重要なわけです。
そう考えると、美味しいものを食べて、美味しいという感じになると、強制的にその美味しい方の刺激に注意が向くので、現在に帰ってこれるわけです。
マインドフルネスでは、自動的に自分でできるようにしていくんですけど、なかなか難しいので、美味しいものを食べて、考えから違う方向に持っていくことに取り組みます。
あるいはサウナに入って刺激を与えて現在に帰ってくるとか、あるいはお風呂もいいですよね。
お風呂に入っている時は、自動的に副交感神経スイッチが入ります。
手に温かい要素を与えてあげると、副交感神経が入りやすいというのがありますから、温めることで強制的に思考から、温かさの方に注目が向くようにするというのがあります。
このように脳の考え込みのゾーンから美味しいゾーンの方に切り替えてみて、思考を一旦整えることはできるかなと思います。
ずっと食べてばかりだと体に悪いですから、適度にではありますけど、1つの考えからそれる方法としてはあり得るかなと思います。
アフロ田中という漫画で、主人公の田中が失恋した時に、ずーっと落ち込むんですけど、その時に銀座のめちゃくちゃ美味しい寿司で、ウニを食べた時に、美味しいという感じになって、そのネガティブなことをちょっと忘れそうになるシーンがあるんです。
考えすぎることをずっと続けるのもそれはそれでしんどいことなので、一旦違う方にシフトするというのは1つあるのかなと思います。
それでは、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
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