落ち込んでる人をひとりにしない【心理学】
新しい学校や仕事が始まり、新しい環境や活動にチャレンジする時期ですね。
新しい環境は楽しいけれど、時にはうまくいかないこともあって、心が落ち込んでしまうこともありますよね。
そんな時、私たちにできることは、周りの人を支え、助け合っていくことです。
今日は、周りの人からもらえるサポート、つまり「ソーシャルサポート」について話してみたいと思います。
ソーシャルサポートとは、家族や友達からの助けや心の支えのことを指します。
例えば、困った時に助けてもらったり、何か成し遂げた時に褒めてもらえることなどがそれにあたります。
特に、悩みがある時に誰かに話を聞いてもらうことは、とても心が軽くなるものです。
ソーシャルサポートは、心が落ち込んでいる時に特に大切です。
実は、人はサポートを受けていると感じるだけで、うつのような心の問題が改善したり、予防につながったりします。
ですが、うつになると、なぜかサポートを受けている感じがしなくなってしまうんです。
だからこそ、周りの人がちょっとした気配りをすることが大切になってきます。
まずは、1人にしないことです。
うつになると人との交流を避けがちになるので、適度に連絡を取り合うことが重要です。
ただし、頻繁すぎると相手を疲れさせてしまうかもしれないので、そのバランスには気を付けましょう。
また、話を聞く時は、自分の価値観を押し付けずに、相手の話に耳を傾けることが大切です。
「そんなことないよ」と否定せず、相手の感じている気持ちを受け止めてあげましょう。
もし、相手の心の問題が深刻そうなら、医療機関を受診することを勧めることも大切です。
精神科や心療内科をはじめ、体の不調がある場合は内科の受診も一つの方法です。
また、自治体によっては相談窓口が設けられている場所もあるので、そういったサービスの利用を検討するのも良いでしょう。
うつは一人で抱え込んでしまいがちですが、周囲のちょっとしたサポートがとても大きな力になります。
友達や家族として、できることから始めてみましょうね。
それでは、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
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