見出し画像

ホーム学会に参加する意味【研究者日記】

久しぶりにホーム学会に参加している。

大学のゼミでは指導教員がメインで参加する学会というのがあり、ゼミ生は指導教員の専門性に興味を持ちゼミに参加しているので、当然指導教員がメインで参加する学会が自分のメインで参加する学会となる。

コロナ禍もあり、昨年度は諸事情で行けなかったため、実に久しぶりにホーム学会に参加した。しかも、開催地は北海道札幌、わたしがお世話になった大学が主幹での開催である。

最近は人生の伏線回収が多いなと事あるたびに思うわけだが、今回もその一環のなつかしさの回収という感じである。

学会というのは研究成果を発表する場であり、もちろん研究についてのディスカッションが行われ、研究者同士の熱い議論ののち研究がより良いものになっていくという性質はあるのだが、

それと同等に懐かしい仲間たちと会うという機能が大きい。仕事についてからは散り散りに各地に飛び立っていき、大学を離れていくため、同期や先輩後輩といった仲間と会うことはなくなる。

しかし、専門分野が同じであるため、年に一度、こうしてホーム学会のときに集まる。そうして、酒を酌み交わし、近況について語り合い、明日への英気を養うという機能もある。

そして、指導教員の話を教え子全員で聴き、初心に立ち戻り、また明日の仕事や生活に活かしていくという機能がある。

小学校や中学校の同窓会も行われるように、同じようにこうして仲間や恩師に会い、一堂に介する機会というのはやっぱり大事だなと思う学会なのでした。

そして皆さんにお会いし、時間が経ったなあと毎度思うのでした笑

それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました~。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?