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精神神経学会で情報発信について発表する気持ちの深み【研究者日記】

福島県の医学部で学生教育をしながら、心理カウンセラーをしたり、研究をしたり、YouTubeの運営をしたりしてるあおきしゅんたろうです。

精神科メンタル系YouTuberの会のイベントが今週の木曜日に開催されるんです(配信チケットまだあります!当日現地会場チケットは完売!)。

それに関連して、水曜日から東京と横浜に行く予定です。もちろんイベント自体も重要なのですが、主に私が行く目的は、学会で発表をするためなんです。それは横浜で行われる、精神科の一番大きい学会である精神神経学会において、何かと縁があり、私も一緒に発表を行うことになったんです。

この学会ではシンポジウム形式で、益田先生、松崎先生、たけお先生、岩野さん、そして筑波大学の先生がコーディネートしてくれて、SNSを通じた情報発信を精神科領域でどう進めていくか、という話題を提供します。

シンポジウムというのは一つの話題を複数の角度から議論し、ディスカッションを深めていくもので、これを通じて領域の未来について考えることができます。

私がこの学会で発表できることのは、かなり感慨深いものがあります。約2、3年前、YouTubeや自分のブログを始めたとき、こんな風に仲間ができて、一緒に情報発信の未来を作り出せたらいいなって思ってました。

ぱんだ先生が早くも情報発信を開始しており、私もブログを始め、そしてそのブログを通じてラジオを流し、そして岩野さんをそそのかしてYouTubeを始めることになったんです。

しかし、この活動を一人で行うのは無理だと思っていました。だからぱんだ先生や竹林さん、おかゆちゃん、武田さんとメンタルヘルスのミライという同盟みたいなものを作って議論し、心理系のYouTubeの人たちと一緒に活動することができました。

その際、大先輩のぱんだ先生や竹林さんと一緒に情報発信について考えることができたことは、私にとってとても大きな感慨深い経験だったなあと覚えています。

今回の学会も、そのときと同じぐらいの感慨があります。それは、日本の精神医療のディスカッションをする最高の舞台だからです。ほかの学会ではもちろん発表をしたことがありますが、ここまで大きい学会は初めてかもしれません。

皆さんが共感できるかどうかわからないのですが、心理士と医者との間には微妙な違いがあると感じます。基本的に、心理士は医師の指示のもとで行動すると決められています。精神神経学会というのは医師が中心の学会であり、もちろん、心理士や他職種の人々も多く参加していますが、主に精神科医の方々のためのものです。

そこで心理士の自分が発表できるということは、私にとっては非常に大きなことで、情報発信を始めて2年、3年経ち、そこでこういう場に立つ機会を得られるとは、本当に光栄なことだと思っています。

自分の立つステージが徐々に高まっているなあと感じます。ある程度低いステージではなく、中程度のステージへと立ってきたと感じています。私のYouTubeチャンネルの登録者数はまだ3000人に満たないですが、もっと具体的なコンセプトを固めて、一点に集中して打つようになれば、もっと伸びると思います。そうなれば、私は年内にはチャンネル登録者数が1万人に達すると思います。

ステージが上がるにつれて、自分自身のマインドも整えていく必要があると感じています。ステージが高まるほど、私自身の本質が見えやすくなると思います。それによって、自分の言っていることがネガティブに捉えられ、それがマイナス評価に繋がったりする可能性もあります。あるいは、そのような事態を恐れて、言葉を濁したり、他人に好かれようとする方向性の発言をするようになる可能性もあります。

それでは、情報発信者としてダブルスタンダードが出てしまい、結局本当のことを言っていないように映ると思います。そうなると、私自身としては誠実さが欠けていると感じます。だからこそ、自分自身の本質的な部分をできる限り磨いていかなければならないと思います。

ここにきて、一旦立ち止まりつつも前に進むという姿勢を保つ必要があると感じています。現状、まだ結果は出ていないですが、自分の頭の中で描いている構想に基づいて、ある程度の結果が見えてきています。

だからこそ、自分の価値観や行動も再考し、しっかりと考えて行動する必要があると思っています。仲間たちも結果を出してきているので、自分らもそれを目指して、一生懸命努力しなければならないと思いました。

ひとまず学会頑張ってきます!

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筆者 あおきしゅんたろうは福島県立医科大学で大学教員をしています。大学では医療コミュニケーションについての医学教育を担当しており、臨床心理士・公認心理師として認知行動療法を専門に活動しています。この記事は、所属機関を代表する意見ではなく、あくまで僕自身の考えや研究エビデンスを基に書いています。

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