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青騎士 第3B号紹介

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「青騎士」第3B号作品紹介 『僕だけのまりか』(長谷川未来)

「青騎士」第3B号作品紹介 『僕だけのまりか』(長谷川未来)

「青騎士」第3B号作品紹介の第14回目は、長谷川未来先生の読み切り作品『僕だけのまりか』のご紹介です。

児童ポルノ法が実在の人間以外にも規制対象となった。
圭介は、所持していた等身大のドール・まりかを処分する必要に迫られていた。
スーツケースにまりかを入れて旅に出る圭介。
それは、別れの旅か、許されざる逃避行か。

「青騎士」第3B巻作品紹介 『魔女王のお婿さん』(戸塚こだま)

「青騎士」第3B巻作品紹介 『魔女王のお婿さん』(戸塚こだま)

「青騎士」第3B号作品紹介の第13回目は、戸塚こだま先生の読み切り作品『魔女王のお婿さん』のご紹介です。

幼少期に命を助けられた通りすがりの魔女に心をよせていたピカールは、未婚のまま三十路をむかえていた。
周囲から結婚を勧められるもどこか乗り気になれない、そんな彼に見合いの話が持ち込まれるのだが…。

凸凹婚活奇譚38Pです!

「青騎士」第3B号作品紹介 『紅椿』(高橋拡那)

「青騎士」第3B号作品紹介 『紅椿』(高橋拡那)

「青騎士」第3B号作品紹介の第12回目は、高橋拡那先生の『紅椿』第3話のご紹介です。

世界各地の民俗文化(オカルト)を蒐集する吉祥院つばきお嬢様。
なぜかあられもない姿でラーメンの食券を購入。
あまりに堂々しているので「健康法かな?」とやんわり納得しかけますが、会話を聞いていると何かがおかしい。
いったいお嬢様の身に何が起きているんでしょうか。

高橋拡那先生の単行本は、『紅椿』第1巻、『ぎゅぎ

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「青騎士」第3B号作品紹介 『ぼくらのペットフレンズ』(人生負組)

「青騎士」第3B号作品紹介 『ぼくらのペットフレンズ』(人生負組)

「青騎士」第3B号作品紹介の第11回目は、人生負組先生の読み切り作品『ぼくらのペットフレンズ』のご紹介です。

人生負組先生の『ぼくらのペットフレンズ』がひょっこり帰ってきた!
ダンゴムシとかモンシロチョウ食べてた頃と何も変わらない。
そんな猫のブリュンヒルデ一世の日常のお話。

人生負組先生の単行本『ぼくらのペットフレンズ』全1巻、『社畜くんと奴隷ちゃん』全3巻が好評発売中です。

「青騎士」第3B号作品紹介 『三人ぐらし』(中村哲也)

「青騎士」第3B号作品紹介 『三人ぐらし』(中村哲也)

「青騎士」第3B号作品紹介の第9回目は、中村哲也先生の読み切り作品『三人ぐらし』のご紹介です。

母と子供二人の三人ぐらし。今日は寝る前に弟に本を読んであげると約束していた日。
でもお母さんやお兄ちゃんは、忙しくなかなか手を離せません。すると弟は·····?

『ヤギと羊の王冠(クローネ)』は1回お休みして、今回は特別なショート漫画をお楽しみください。

中村哲也先生の単行本は、『ネコと鴎の王冠』

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「青騎士」第3B号作品紹介 『クロシオカレント』(こかむも)

「青騎士」第3B号作品紹介 『クロシオカレント』(こかむも)

「青騎士」第3B号作品紹介の第10回目は、こかむも先生の『クロシオカレント』の第4話ご紹介です。

クロシオカレント的高知では、ガチャで爆死をしてはニュースに取り上げられる有名なお嬢様がいた。
彼女こそ第三の主人公・東堂院マナ。
今日もパチンコばっかやってるじいさま(他人)とギャンブルに興じるべく、いざ商店街に。
なんか待望の六角形のぐるぐる回せるやつに挑戦できるみたいでウキウキみたいですよ。

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「青騎士」第3B号作品紹介 『音盤紀行』(毛塚了一郎)

「青騎士」第3B号作品紹介 『音盤紀行』(毛塚了一郎)

「青騎士」第3B号作品紹介の第8回目は、毛塚了一郎先生の『音盤紀行』第3話のご紹介です。

海外ツアー中で東南アジアを移動中のバンド・スッタグスのメンバーは、サイクロンの影響である街に急遽滞在することになる。
マネージャーの言いつけも守らず散策に出かけるメンバーは、ギターの音色に誘われて小さなレコードショップへと辿り着き、ギターを抱えた少女と出会う。

レコードから記憶と想いを辿る「音盤紀行」シリ

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「青騎士」第3B号作品紹介 『最果てのアスマ』(晴川シンタ)

「青騎士」第3B号作品紹介 『最果てのアスマ』(晴川シンタ)

「青騎士」第3B号作品紹介の第7回目は、晴川シンタ先生の読み切り作品『最果てのアスマ』のご紹介です。

孤児院で暮らす少女・ヤコは、勘違いから吸血鬼の生き残りとして村人に追われていた。
その地では10年前に「吸血鬼狩り」が起きた場所で、いまだに吸血鬼の存在が恐れられていたのだった。
説得を試みるも実らず、あわやのところを、通りすがりの旅の青年・アスマに助けられるアコ。
まもなく怪我をし、空腹に耐え

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「青騎士」第3B号作品紹介 『北北西に曇と往け』(入江亜季)

「青騎士」第3B号作品紹介 『北北西に曇と往け』(入江亜季)

「青騎士」第3B号作品紹介の第6回目は、入江亜季先生の『北北西に曇と往け』第3話のご紹介です。

御山 慧は、機械と対話できる能力を持ち、北欧アイランドで探偵稼業を営む17歳。
ある日、警察に連れて行かれたはずの弟の三知嵩が行方不明になる。
必死で街を探し回る慧だったが、無情にももたらされたのは三知嵩の遺体で発見されたという知らせだった。
確認のため警察署に出向く慧。間違いであって欲しいという願い

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「青騎士」第3B号作品紹介 『荒山伏珠記』(AKRU)

「青騎士」第3B号作品紹介 『荒山伏珠記』(AKRU)

「青騎士」第3B号作品紹介の第5回目は、AKRU先生のシリーズ読み切り作品『荒山伏珠記』のご紹介です。

龍を探し旅をする辻芸人の朔は、はぐれてしまった弟の満月を探しているところを、山賊に捕らえられてしまう。
山賊に事情を話すと、弟は山の頂上に住みつき、彼らと対立する妖怪に攫われてしまったのだろうと言う。
朔は、妖怪に襲撃をかけるという盗賊に手を組み、山の頂上を目指す。

台湾漫画界のエースが描く

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「青騎士」第3B号作品紹介 「乙嫁語り」(森薫)

「青騎士」第3B号作品紹介 「乙嫁語り」(森薫)

「青騎士」第3B号作品紹介の第4回目は、森薫先生の『乙嫁語り』第2話のご紹介です。

19世紀中央アジアに生きる年の差夫婦のカルククとアミル。
自然と向き合い、家族と寄り添い生活する彼らに、南下を図るロシア帝国の影が迫りつつあった。
そんな折、遊牧民と定住民の間で話し合いがもたれ、共通の脅威に立ち向かうために同盟をむすび、その結束の証として、アミルの兄・アゼルに婚姻の話が持ち込まれる。

単行本は

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「青騎士」第3B号作品紹介 『ブロート・トゥー・ユー・バイ・ウチュー』(赤河左岸)

「青騎士」第3B号作品紹介 『ブロート・トゥー・ユー・バイ・ウチュー』(赤河左岸)

「青騎士」第3B号作品紹介の第3回目は、赤河左岸先生の読み切り作品『ブロート・トゥー・ユー・バイ・ウチュー』のご紹介です。

原始的な生活を行う泥慈英(でいじえい)村では、世の全てを知ることができる泥慈英様という存在が信仰を集めていた。
主人公の少女・アカリは、母親が死に際に泥慈英様の神託を受けたことから、村の巫女として育てられた。
そんなアカリの前に、ある人物が現れたことで彼女の運命は大きく動き

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「青騎士」第3B号作品紹介 『不死身の国』(アボガド6)

「青騎士」第3B号作品紹介 『不死身の国』(アボガド6)

「青騎士」第3B号作品紹介の第2回目は、アボガド6先生の特別掲載作品『不死身の国』のご紹介です。

不死身の国では、夏に国内の成人した者が人魚の肉を食べるマーメイドフェスティバルが盛大に行われる。
人々はその恩恵で、若い姿を保ったまま死ぬことがない。
そんな不死の国で、幼少の頃から人魚に心奪われ、その研究で抜きん出た成果を挙げる少年がいた。

幻想と科学と亜人たちがひしめく国々の姿を描く作品集『ア

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「青騎士」第3B号作品紹介 『変彩色の隣人』(まとり)

「青騎士」第3B号作品紹介 『変彩色の隣人』(まとり)

「青騎士」第3B号作品紹介の第1回目、第3B号の表紙を飾ったまとり先生の『変彩色(アレクサンドライト)の隣人』のご紹介です。

「客にとって価値があるもの」を買い取り「その価値に釣り合う宝飾」を売る特別な宝石商が奏でる秘密と誘惑の宝石譚シリーズ第3弾。
出版社で週刊誌の記者をしている黒人の男性・ジョーは、成績不振の中で編集長から指示で「金銭をとらない宝石商」の噂を取材することになる。

秘密と誘惑

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