漫画感想:『詐騎士』(コミカライズ版)第57回

『詐騎士』(コミカライズ版) 作画:麻 菜摘(あさ・なつみ)先生 (原作:かいとーこ先生)

第57話読了。
ネタバレ含みますので少し下げます。

ハイライト

■「嫌なことは埃と一緒に——(後略)」のセリフすごく好き
■エノーラ淑女……! なんて感激したのにそのすぐ2ページ後(笑)
■しかし急展開回……
■カリンが気の毒になってきた

作画担当の麻菜摘先生のツイートによりますと、

今回までが原作小説3巻の内容となり、次回からは原作4巻のストーリーに突入です!

https://twitter.com/hemp32/status/1407625197662867464 より引用)

とのことでしたので、この件はこれで一旦幕引きということでしょうか。
(やや強引な幕引きという気もしましたけど)
だからかベナントとカリンが哀れに思えてきた……。カリン前回あんなにルゼに良くしてくれたのに……報われないなあ。

コミカライズを楽しむため原作小説はあえて未読なのですが、これ今後ルゼやギルたちがベナントやカリンと組むっていう展開はないのかな。
ルゼやギルにとってバルデス家は大切なものを奪った憎き仇かもしれない。けれど年齢的にその事件の当事者ではない子の世代のベナントやカリンにそれ関係ある?
「家(いえ)」という考え方に縛られていて、個人ひとりひとりそのものを見れないのはルゼやギルにとっての不幸だと、ここ最近の展開を読んでいて思いました。
そんな一筋縄に単純なことではないのかもしれませんが。

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