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ベルリン 1ヶ月半滞在の記録

11月いっぱいでダブリンでの語学学校が終わり、ワーホリビザで来た人であれば「そろそろ仕事探す」となりがちだが、その前にベルリンに1ヶ月半滞在した。
ベルリンには3年前にも1ヶ月滞在しており、2回目。今回長めの滞在にしたのは、日本から来てた友達に合わせたのと、ついでに近くの都市に旅行したいな〜。という考えもあった。

その1ヶ月半で感じたこと・心境の変化などを書き留めておきます。

生活環境

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コーディングの仕事のため入り浸っていたBerliner Stadtbibliothek(Berlin City Library)が快適だった。快速&安定Wi-Fi、埋まりきらない席数・コンセント数。無料でこれが利用できるありがたさ…。しかも館内に安いカフェスペース(コーヒー€1〜)、€1耳栓ガチャ(ただでさえ静かな館内なのに…HSPに優しい!)もあり、無理なく1日集中できる場所だ。

ちなみに、2日だけ行ったドレスデンの中央図書館もめちゃくちゃオシャレで快適だった。本当はドレスデンに来る前に仕事を終わらせたかったけど少し残ってしまって、仕方なく訪れた。

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館内の写真は撮ってませんが、館内からクリスマスマーケットを一望することもできる素晴らしさ。

また、ドイツのスーパーに設置されたペットボトル回収システム、ベルリンの交通チケットのシステム、食費の安さなど、街がいい感じにデザインされていると改めて感じた。私はefficient(効率的)を感じ、きれいで無駄のないコードを書く優秀なエンジニアのようなものを連想する。心地よい。

ベルリン地下鉄は駅の雰囲気がそれぞれ違っていて可愛い。

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私のお気に入りはこのJannowitzbrücke駅。レモンイエローと文字などのバランスが可愛すぎる。

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この駅は駅全体が落書きだらけですごかった。路線によって雰囲気が違う。

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ケバブを3〜5日に1回食べてた。€3ぐらいでパン・肉・シャキシャキ野菜を(歩きながらでも)まとめて採れて、お腹いっぱいになる。これもefficientを感じる。ベルリンはダブリンより全体的に外食系の食費が安いが、安いからとケバブなどを高頻度で食べてたので、結局ダブリンにいた時(ほとんど自炊してた)と同じぐらいの食費になってしまった。

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3年前は刺激的でかっこいいと思ったグラフィティだが、今回はその多さに少し疲れることもあった。ドレスデンに行った時「落書き少ない!きれいな街!」と感じた。

ベルリンの人

ベルリンに住んでる人と話した。最近「ベルリンうわの空」という漫画が書籍化された香山哲さんを含め、3年前にお会いした人に3人会えて、その知り合いという感じで更なる広がりもあった。それぞれ違った経緯で移住しており、ベルリンに対してそれぞれの感覚を持っていて参考になった。


↑のJoysukeに誘ってもらって、多国籍な集まりに参加することもあった。色んな国からの移民で、フリーランスのクリエイターが多かった。みんな英語で話す。英語を話す機会はめちゃくちゃありがたかった。なかなか話に入れなくてもどかしいことも多かったけど、皆優しかった。

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同じくJoysukeの紹介(Thanks a lot!!!)で、シルクスクリーンアーティストのスタジオにも行った。ショップとスタジオを併設していて、立地も良い。スタジオ内の棚などの多くはDIYされたとのこと。

Many Tentacles
https://www.manytentacles.com/product-tag/berlin/

自分もいつかこういう場所を持ちたいという憧れはある。今は大阪の実家アトリエがそのような感じだけど、もう少し、自分も来た人も居心地良い空間にしたいなと思う。

インプット、アウトプット

aosansyo 2018コレクション「My migration」の時に作ったテンペルホフスウェットを着て、元ネタのテンペルホフ空港で撮影できた。友達が撮ってくれた。

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英語関連のyoutube観まくった。私は語学学校で、基礎が曖昧なまま中級クラスに入ったので、基礎の抜けを埋めたかった。「あいうえおフォニックス」「ニック式英会話」の2つがかなりオススメです。
Netflixにも入って、前から見たかった「explained」のコーディング回を5回ぐらい流し観した。「アイリッシュマン」も途中まで見た。あと図書館に行くまでに徒歩距離がけっこうあったので、PodcastでHAPA英会話やバイリンガル英会話を聴きながら歩いた。

時々絵を描いた。今年の目標も立てたが、その1つが「どんどん描く」だ。


ベルリン内だとモノ博物館、DDR博物館に行った。


ベルリン外だとドレスデンに2日、ベネチアに4日行った。


海外での1人旅にも慣れてきた。自分に合っている場所を選び、好きなペースで見て回ることができる。今は貧乏旅行で、街を歩いて写真を撮るだけでかなり楽しい。次来るとしたら一緒に楽しめるような大切な人と来て、もっとレストランなどにお金を落としたいな、と思ったりする。

ちなみに、べルリンのschönefeld空港からベネチア近くのtreviso空港まで、ライアンエアーで往復2500円でした。安すぎる!

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生活する中で、ゆくゆくはヨーロッパ移住したいという気持ちが出てきて、アイルランド/ポルトガル/オランダのビザを調べた。ベルリンも候補地だが、ポルトガルとオランダも結構気になってる。準備に数年かかると思うし、私はそこそこ気が変わりやすいので、やっぱやめとこ…ってなるかもしれないけど。ワーホリと違って何歳までにという期限は無いし、日々の生活も楽しみつつ、少しずつ準備を進めようと今は思ってます。

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語学がある程度できて、海外に住んでみる経験をすると、「こんな私でもなんとかなるもんだな…」と思えて、選択肢が増える。今年は英語力やフリーランススキルの曖昧さをクリアにしながら、どのように生きていきたいかという考えについても少しずつクリアにしていきたい。

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