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行場を整え、滝に打たれる【淡路山伏修行・特別編】 催行 4/28(日)残席4

近年、時間を見つけては山中に入り、あちこちの滝を見ています。有名な滝、名前のついた滝もあれば、人の訪れない滝、藪にかこまれた滝も。

淡路島の山中に入って歩いていたら「かつて修験者が修行したであろう滝」と出会うことができました。十年ほど前までは、足繁く人が通い、道も祠も整備されていたようですが、最近はあまり出入りする人もおらず、荒れているのを見かけました。僕は少し気になって、それ以来、ときどき出かけていっては、落ち葉をはらい、下草を刈り、祠を整え、少しずつ行場として整え直しています。


熊手があると作業がはかどる。軽くて山中に持ち込みやすくて、好き。

行場を整える


かつて行場だった場所を復活させる取り組みは、なんだか気持ちのよいものです。関われば関わるほど、空間は美しくなり、祈れば祈るほど、場は清浄になってゆく。行場と整えるということは、自分自身を整えることにも通じます。そして、自身が整えた場で修行ができるというのは、なお心地よいことです。

滝と新緑があわさって、とても気持ちのよい季節

このたび 参加くださる皆様とともに行場を整え、滝に打たれる機会をつくります。滝壺の落ち葉をはらい、祠やお堂をお掃除し、美しくなった滝で行も行います。また、滝の奥地をのぞくと荒々しい行場の後のようなとこも最近発見されたので、そちらにも登ります。

場を整えると、何が起きるか

参加した仲間とともに、行場をととのえていると「掃除をすることの意味がようやくわかった」とか「行場を整えることで、自分も整っていくことを感じた」「お堂を美しく整えてロウソクを灯すとお不動産が喜んでいる気持ちがしてきた」といった感想をきくことが増えてきました。ぜひ皆さん、春の訪れとともに、行場を整える心地よい過程を味わっていただきたいと思います。

磐座を前にすると不思議と力が沸いてくる。法螺貝を鳴らし、勤行をお唱えし、復興や平和を祈る

ご一緒下さる方がいらっしゃれば、とても嬉しく思います。山伏修行の様式で山中を歩き、行場を整え、滝に打たれ、祝詞をあげて、心身ともにスッキリできれば幸いです。

開催概要

■日時 2024年3月17日 日曜日 朝10時から16時まで

■集合・解散
朝7:25に新神戸駅 あるいは 7:40に神戸三宮を出る高速バス 淡路交通バス にお乗り下さい。終点の9:12洲本バスターミナルに着いたらスタッフがお迎えします。夕方、下山後、同ターミナルまでお送りします。自家用車の方は、別途案内する駐車場までご自身でおいで下さい。

■参加費  1万円

■定員 8名

■対象:自力で山を歩ける人であれば男女年齢宗教を問わずどなたも参加できます

■持ち物:軍手、タオル、水筒、足下がしっかりした靴(登山靴、地下足袋など)着替え(滝行希望の方はフンドシやラッシュガードなど、濡れてもよい支度をどうぞ)

■事務局 青木将幸
aoki masayuki[ファシリテーター/山伏]
1976年熊野生まれ。幼少期に「お坊さんか仙人になりたい」と、思う。
2013年、青木将幸ファシリテーター事務所を設立。依頼、年間100回を超えるペースで、様々な会議・話し合いのファシリテーターをつとめてきた。仕事で山形にいったとき、恩人からのご紹介で羽黒山伏の星野文紘先達と出会い、修験道と出会うきっかけを頂く。
2013年、出羽三山神社 羽黒派古修験道「秋の峰入」に入峰。山伏になる。2014年より淡路島で山伏修行を主催し9年目。事務局ならびに先達補佐をつとめ、現在に至る。最近は淡路や熊野の山中に出かけては、行場を整え、滝に打たれている。

■お申し込みは

以下のフォームにご記入下さい。皆様のご参加を心よりお待ちしております。


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