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【市民ファシリテーターって、どうやっているの?】マーキーと北の大地を尋ね、恵庭の市民ファシリテーターと出会う3日間 @9/6-8

みなさん、こんにちは。淡路島在住のファシリテーター青木マーキーです。北海道のファシリテーター仲間であるNPO法人きたのわが2024年3月にリリースした「市民ファシリテーターガイドブック」。プロのファシリテーターではなく市民ファシリテーターが、自分たちが住むまちにいてくれることの意味と、北海道内で展開されている具体的な事例をコンパクトにまとめたものです。

青木将幸ファシリテーター事務所を立ち上げた2003年は、まだ職業としてのファシリテーターは認知度ゼロ状態。なので僕のミッションは「ファシリテーターという職能を日本に根付かせる」でした。あれから20年、日本中にプロのファシリテーターがたくさん増えた今、日本のファシリテーションの段階は次のフェーズにはいってきたと感じます。そう、市民ファシリテーターの時代に突入している

消防士と消防団

消防士さんと消防団の例で、市民ファシリテーターの存在意義をお話しすることがあります。火事が起きたとき119番をすると消防車にのって、プロの消防士さんたちがかけつけてくれます。専門的な機材を使って的確な消火作業をしてくれて、本当に心強い存在です。でも、僕が住む淡路島には、プロの消防士さんとは別に、市民による消防団が存在します。地域の若い男性が登録していて皆、日々顔をあわせて、つながっています。火事が起きると該当する地域の消防団員のスマホにメールが入り、動ける人は仕事を脇において、まずは現場に急行します。プロの消防士さんが来るより早く現場に到着することも多く、普段から訓練した手つきで初期消火にあたったっり、消火栓をあけたり、ため池から水をくみ出す様子を見ていて「もちろん消防士さんも心強いが、消防団の皆さんが地域にいてくれる安心感は格別だな」と感じます。火事に遭った家の家族構成も把握していたり「あそこの家のおばあさんは2Fの和室で寝てたはずだ」といった細かな情報も持っていたりするのです。そう、市民ファシリテーターは、遠くからやってくるプロのファシリテーターとは違った存在価値を持っていて、地域密着のチカラが発揮できる可能性があるのです。

同じ町にすむファシリテーターが進行してくれる安心感は格別と思う。頼みやすいし地域理解も深い

市民ファシリテーターのいるまち「恵庭」を訪れよう

そういう意味で、市民ファシリテーターを育む取り組みはとても大切。僕はガイドブック発刊をとても喜び、せっかくなので、発刊を記念して、きたのわの仲間たちと何か一緒にやりたいな、と意見交換をしていました。すると「市民ファシリテーターを実践している北海道のまちに実際に訪れて、詳しくお話しを伺ったり、市民ファシリテーターの可能性を模索するスタディツアーをやりませんか?」という話になったのです。

今回、訪れるのは北海道の恵庭市。千歳空港と札幌の間に位置する人口7万人のこのまちは市民が主導する花のまちづくり運動がさかんなところ。

花は人を呼び、人は知恵を持ち込む。恵庭のまちに何が起きているのか?

サッポロビールの北海道工場があったり、美しい渓谷のあるまち。この恵庭市にはファシリテーションを通じて、まちづくりにおける対話の場を支援する「ファシらさるチーム・アジト」という人たちがいます。北海道弁で「ついついファシリテーションしてしまう」という意味の言葉らしい。昼間は市役所職員や議員、主婦、サービス業など、それぞれの仕事をしながら夜な夜なメンバーが集ってきて、恵庭市内で開催される町内会の話し合いや、町の総合計画の会議、コミュニティスクールのワークショップなどを進行しているらしいのです。ひとつのワークショップを進行するときも、皆でワイワイと意見を出し合って、試行錯誤しながら楽しんでファシリテーションしているようで、僕はその人たちに会いにいってみたくなりました。

市民活動が活発なまち・恵庭で市民ファシリテーターがどう奮闘しているかお話しを聞きたい

今回、お世話になる「ファシらさるチーム・アジト」の久保さんからは、こんなメッセージをあずかっています。

認定NPO法人まちづくりスポット恵み野で、まちで行われている様々な会議を変えることでまちを活性化することを目的に、2019年に恵庭市民ファシリテーター講座をスタートして6年目、講座修了生の有志で「ファシらさるチーム・アジト」を立ち上げてから3年目になりました。 ファシリテーションの技術も知識も素人集団ですが、会議の主催者、参加者と共により良いまちづくりを目標に活動しています。 ここ3年ほどで行政・町内会・コミュニティスクールなどの会議を任せてもらえるようになり、経験をかさねながら、市民ファシリテーターとはどんな立ち位置で会議を作っていくのか少し分かってきたように思います。 とは言っても、まだまだ会議後の反省が多い私たちですが、恵庭のまちと私たちの活動を見てもらい、意見交換などできたらうれしいです。

認定NPO法人まちづくりスポット恵み野 副代表理事 久保純一


今回のツアーを全面的にサポートいただくのは、市民ファシリテーターガイドブックを刊行したNPO法人きたのわ の皆さんです。代表の宮本奏さんからも、こんなメッセージが届いています。

私たちが静岡県牧之原市の市民ファシリテーターに出会って「これは北海道で私たちがやるべきことではないだろうか?」と話し始めたのが6年前でした。 暮らしている地域で何かがあったときに、そこに暮らす人たち自身に話し合いの経験があること、いつでも話し合える場や仲間がいること自体がまちの基礎体力です。実際にそれらが育まれている地域に行って話を聞いて、これからを語り合える初めてのツアー企画です。今回を機に他の地域ツアーも今後企画したいな〜!参加者の皆さんと北海道でご一緒できることを楽しみにしてます!

NPO法人きたのわ 代表:宮本奏

3日間のツアーの進行役は、私、青木マーキーがつとめます。参加するおひとりお一人の気持ちを大切にしながらも、楽しく深く実践的に「市民ファシリテーターってどうやっているの?」を学べるよう進行いたします。北の大地・北海道で市民ファシリテーターの可能性を共に探りましょう。

開催概要

■日時:2024年9月6(金)-8日(日)の2泊3日
■集合:千歳空港 到着ロビー に9月6日の朝11:00に集合してください
■解散:同じく千歳空港にて9月8日17:00ごろ解散予定
■定員:9名
■対象:自分の住む地域に市民ファシリテーターを根付かせたい人であれば、どなたでも参加できます。同じ地域から複数人で参加するのもオススメです。
■参加費:58,000円(北海道内から参加する人で宿泊不要の方は1万円引き)
■内容:北海道恵庭市を訪れ、市民ファシリテーターの方々に出会い、実際のところどんな風にやっているか? のお話しを伺います。そして、参加した皆さんの地域で、市民ファシリテーターの取り組みをどのように始められるか?を一緒に考えます。あ、もちろん北海道の美味しい食事と恵庭の美しい風景も楽しみます!

■よびかけ 青木マーキー&NPO法人きたのわ
■協力:認定NPO法人まちづくりスポット恵み野
    ファしらさるチームアジト
    北海道市民ファシリテータープラットホーム(予定)

お申し込みは

以下のフォームにご記入下さい。みなさんのご参加をお待ちしています。なにより僕自身が市民ファシリテーターの取り組みから学びたいことが沢山あります。一緒に学びを深めましょう。







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