「秋野つゆ」はペルソナじゃない
スープストックトーキョーの講演を聞いた
Soup Stock Tokyoのブランドづくり
~ブランドを人格として捉えて、共感関係をつくる~
なんかちょっと感動した
伝説の企画書「スープのある一日」とやらを読みたいと思った
秋野つゆってアーカーの言うブランドパーソナリティの成功例じゃんか!
でもご講演の蓑毛氏が(正確な発言は違うかもしれないが)次の趣旨のびっくりのことを仰った
えっ
ご講演後気になりググってみると出てくる出てくる
なかには、ペルソナなんて言ってないし、むしろ
(0才から100才のペルソナってなんだよ)
と言っている記事
ドリームゲートスペシャルインタビュー 第89回 株式会社スマイルズ 遠山正道
を引用しつつ
なんて記事までペルソナなんて
えっえっ?
正解から言ってしまうと(ま、広報部長の蓑毛氏が否定しているのでそれまでだが文書で残ってるものを念の為追加すると)
スープストックトーキョーを事業展開する株式会社スマイルズの取締役野崎 亙氏のインタビュー記事
共感は数字からは導けない。スマイルズがN=1で「ブランドと人」との関係をつくる理由
によると
ですよねー
アーカー読んでればすぐ分かると思うのだけど
アーカーの『ブランド論 無形の差別化をつくる20の基本原則』によると
「ペルソナ」なんて出てこないし、まんまスープストックトーキョーが実践してることじゃんか
「顧客を理解する一助として」が関係しそうだが、再び野崎氏のご発言に戻ると
ペルソナは通常、データから顧客像を描く。ただ野崎氏はそれを否定している。つまりペルソナなんて考えていない
そして創業の伝説の企画書を見つけた。創業者の遠山氏の著書(『スープで、いきます 商社マンがSoup Stock Tokyoを作る』が文庫化したみたいですね)
企画書がまんま載ってる!
秋野つゆのくだりには
(中略)
ペルソナとか顧客像なんて考えてないよ
私はITコンサルタントでマーケターではないのだがマーケターのWeb記事って上っ面っぽいのが目立つと感じていた(ITコンサルタントの記事でも上っ面っぽいのは多いし、マーケターの記事でも骨のあるもののほうが多い、為念)けどこのありさま、、、
基礎的な知識を身に着けていない
人の像を具体的に描くという上っ面だけで飛びついて概念を混同している
情報ソースにあたって(引用しても読んで)いない
こんなのマーケターだろうがコンサルタントだろうが何の仕事でもだめだよね。みなさん気をつけましょう
と偉そうに話してお恥ずかしながら野崎氏の新著は読んでない、、、
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