麻雀 どこまでが勝負なのか?
サッカー選手は海外だと練習できないように相手のグラウンドに釘をばらまいたり、ホテルの前で嫌がらせの為に朝まで大騒ぎしたり、電話をかけたりする国があるようだ。
そうする事で相手が良い環境でピッチに立てないようにする。
日本でそれをやったら大問題だが、海外では称賛される国もある。
では、麻雀はどこまでが勝負なのか?
これは長年麻雀に携わっている私でもわからない。
私はメンタル強者という言葉が嫌いだ。
何故なら、
「それならお前のメンタルを破壊する。」
と、マナーやルールを利用した言いがかりや脅しをするキッカケを作ってしまうからだ。
昔、こんな事があった、徹夜で麻雀をしている時に、ある人がわざとメンバーを小馬鹿にしたり、嫌がらせのような事をしていた(発声が聞こえないとか、わざとお茶をこぼしたり) 見かねて
「流石にちょっとひどいですよ。」と言った
そして、そのメンバーがトイレに言っているときにその人は
「ねぇ、今、彼をイライラさせてるんだから頼むから邪魔しないでもらえるかな?」
と言った。
私は衝撃が走った。あ然としながら話を聞くと
「今日は他の客は来ないし、あいつは一番手なんだからずーっと俺と打つから、普通の状態で打たしたら駄目だろ?メンタル削りにいってるんだから。」
と言った後に
「勝負ってそこまで考えるのが勝負だから、邪魔だけはお願いだからしないでくれ。」
と言われた。
今なら『じゃあお前のフィジカルの方を破壊してやるよ』と言うかもしれないが、当時の私には衝撃的だった。
逃げ場がないメンバーを捕まえて嫌がせをして、有利にするなんて
そして、そのメンバーは疲弊しながら大敗した。
私はどうにも腑に落ちないので、その男と朝飯を食べながらさっきの話の続きをした。その男は
「別にイカサマをしたり、嘘をついているわけではなく、マナーとかルールのギリギリで自分を有利にしたり、相手を不利にすることや相手をアツくさせて冷静にさせない事の何が駄目なんだい?現にチェック牌ではその筋も当たらないし、ラスハンコールもちゃんとしてるじゃないか?」
と言われて当時は
「そんな事をしたら打つ人がいなくなりませんか?」
と聞くと
「この町に雀荘はここ以外ないし、ここ以外なら車で1時間はかかる。それに、私は相手をちゃんと選ぶ目は持ってるよ。」
と笑っていた。
しかし、言われた通り、都会なら他の店に行けばよいが田舎は雀荘そのものがない。
そして、この男の発言や行動の対抗策は暴力関係を除くと未だに見つからない。
Twitter、note、近代麻雀にも書いていない。
もしも、これを見て良い方法がある という方は是非教えて頂きたい。
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