見出し画像

賞なんて飾りです

僕が関わっている「デザイン」ってお仕事ジャンルは、なんかフワフワしてて、すごく客観的な評価がしづらいお仕事だと思うんです。

だから、評価のために確かな「お墨付き」が求められて。

受賞したんだから、良いデザインなんだ。
いっぱい受賞してるデザイナーは、良いデザイナーなんだ。

そんな風に評価されがちです。

でも、実は僕は、その評価軸にはすごく疑いを持っています。

僕にとって最も大切にしたいのは
・お金を出して買って、長く使って、本当に満足しているか
・一時の話題性ではなく、長期的に必要とされるものか

という部分だから

画像3

とか言いつつ
受賞のたびに喜んではいた。
なんか複雑な気持ちで。



単に「デザイン賞を受賞しました!」っていうのは「オレのデザインすごいだろ!お上が認めたぞ!」って言ってるのと同じ。

ユーザーのことを考えず、自慢ばっかりしてるみたいな。なんなら、ちょっと恥ずかしいことだと、思ってました。

でも最近、少し考え方が変わったんです。
きっかけは、有賀さんのこのツイート。


「ユーザーとして誇らしい」

そうか、僕にはそんな観点は全くなかった。

でも確かに、昔から好きで聴いているミュージシャンがグラミー賞とか獲ったら、ちょっと嬉しい。

そうか、そういうものなんですね!

ということで、前フリが長くなりましたが、ユーザーの皆さんと共に、この喜びをわかちあえると嬉しいです!


フライパンジュウが
ドイツのデザイン賞を「ダブル受賞」しました!

1つは、Red Dot Design Award

画像1



そしてもう1つは、iF Design Award です。

画像2



さらにそれだけに止まらず、

SAND IT もiF Design Award を受賞しました!

画像4

ケンケン本当によくがんばりました!


フライパンジュウも、SAND ITも。
すでに本当に沢山の方にご愛用いただけていて。
長く使って満足していただけている製品で。

「使ってます!」と声がけいただける機会も非常に多い。

賞なんて、飾り。ではあるけれども、愛用してくれている方にとっても誇らしい飾りになり得るのなら…

こんなに嬉しことはないっ!


フライパンジュウの開発秘話はこちら

SAND IT の開発秘話はこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?