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らしさの沼

チームや組織が成功すると、
必ずハマる罠がある気がするんです。

それは「ウチらしさってなんだろう?」という

この沼は滞在時間が長いと、実はヤバいかもしれなくて。
目線が内側や過去に向きすぎてしまってる可能性があるのではないかと。

過去の成功というのは、(たまたま)その時に
世の中に必要なものを提供できたからこそ。

なのに、
まるで「ウチがウチらしかったから成功した!」みたいな大きな勘違いが根底にあるかもしれない。

自分探しなんて、憂鬱になるだけだから。

上向いて、外向いて、どんどん行けば
他の人が勝手に"らしさ"を定義してくるさ。

んでもって、
その定義をぶっ壊して更新し続けたいものですね。

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なんて話をFacebookに書いてたら
AssistOn大杉さんから、こんなコメントが。

自己啓発ビジネスの危うさというのは、「成功者が自分の経験にもとづいた自分語りをする」中で、それを聴いてるヒト以上に語り手(成功者)自身が「自己中毒」になってしまうことだと思う。

そういう語りを何度も何度もさせられるとどんどん自己暗示にかかっていく。だから語り手も意識して注意するべきだし、語らせる方にもたいがいにしといてやらないと、語らせて潰す、みたいなことをしてるだけなのでは、とも思う。

いや、これ、本当にそうなんですよ!
人は、自分が言った言葉にも縛られがち。

僕も、先月の #designship2019 のプレゼンテーションで言い放った言葉
・文脈を変える
・背景から考える
縛られまくってますもん。

何か作るっていうのは、本当はもっと自由でいいし、衝動で良い。

言語化、メソッド化、それは有効な方法ではあるんですけど、あくまでそれは、道具としてまた使いやすい状態にしただけのこと。

道具なんてその時々で変えられた方が良いし、
新しい道具だってどんどん作り出せた方が良いはず。

言葉に、メソッドに、過去の経験に縛られないように、
らしさの沼に囚われないように。

年末だし振り返りも大事ですけど
時には「知らんがな」して
忘れることも大事ですね。

___

ということで、最後にお知らせ。

よかったら12月26日(木)に、僕たちと一緒に
今年あったことなんて「知らんがな!」しませんか。

くわしくはこちら
 ↓
知らんがな忘年会

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