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碧木和弥の詩(うた)

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碧木新令和恋愛詩 『あの夏』

碧木新令和恋愛詩 『あの夏』

碧木新令和恋愛詩
『あの夏』

君と二人で忘れられない夏になるだろう。のちのちに想ひ出にするために。この歳で忘れかけていた熱さ。君のもとには1枚の写真。
お金に変えられないこの一季。今、走っているから待ってて欲しい。
陽炎の向こうに揺れるのは、君なんだろうか。

2023(C)Kazuya Aoki(碧木和弥)
2023年7月14日(金)発表

碧木新令和恋愛詩 2023年7月9日 即興詩

碧木新令和恋愛詩 2023年7月9日 即興詩

2023年7月9日 即興詩

うす煙な24時間
幾度も越えて
漆黒
なにも見えぬ
なにも聞こえぬ
なにも感じず
ただ時が過ぎ行く
これが生きているということならば
ただ心は
闇より暗い漆黒を佇むばかり
吐いた煙
漂うのか
ただ知るは誰ぞ
ただ我は
君の白い手を探し
漆黒の森を彷徨い歩く

Copyright 2023(C)Kazuya Aoki(碧木和弥)

碧木新令和恋愛詩 『恋街雨』

碧木新令和恋愛詩 『恋街雨』

『恋街雨』

キミと会える日は
朝から本降りの雨ならいいのに

大きな公園に行く途中
人に見られにくい雨の中

キミと『雨だから』って
理由をつけて二人きりになれる

二人で汗ばんでも『雨だから』
キミが涙を流したら
『雨だから』って言ってもらえる

『雨だから』二人っきりの時間を
本当の二人っきりで過ごせる

肩を濡らして
キミを放さずにいられたら
雨よ降れ
キミとボクのこの街に

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