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フランス革命後、1830年の超かわいいドレスはなんでほっこりシルエット?

フランス革命後のかわいいドレスを見てみよう♪

1830年のコルセット、アンダースカート、シュミーズ メトロポリタン美術館蔵、パブリックドメイン

かわいいパフスリーブ!
ふんわりスカート

どこをとってもキレキレとかスマート、シャープトハほど遠いロマンチックなドレス‥

ファッション史は奥がふかくて
いつも学び直ししてます。

今回はエンパイアスタイルとクリノリンスタイルの間を掘り下げ。

なんでこんな流行になったかっていうと‥

フランス革命でひっくり返った貴族文化が懐かしい‥

フランス革命で急速に貴族文化を否定して
髪粉なんかヅラなんかふくらんだドレスなんか!
ってなったけど‥

エンパイアスタイルに流行りは移って
スマートシルエットが流行っちゃったけど‥

つかれちゃったんだよね
そんな急な文化の革新に

だから貴族文化に回帰しましょう、
ってわけで出てきたのがロマン主義。

ロマンチックな貴族文化に戻ろうよってこと。

だからこんなロマンチックなスタイルが流行ったんだよ。

でももうロココ時代にたいなふっる~いパニエは使わない。
でも
クリノリンの発明はあと30年待たないと!

だからこの時代でできることは
アンダースカートに工夫すること。

アンダースカートに細いロープ縫い込むの。
ローストチキンに使うような細いロープ。
こんなにたくさんいれるとスカートがまるく3Dになるよね?

ウエストのぬい方にも注目!
ウエスト部分をギャザリングしたら
スカート芯に直角に縫い付け。
そしたらスカートがAラインに下がらないで
傘みたいにふんわりひらくよ。


ヘアスタイルとドレスの作り方はここ↓


それから袖の工夫↓
パフスリーブにするために
袖にも縫い込みが。
この上にドレスを着るとふんわ~~りだよね。

脱!エンパイアスタイル!

そしてこのマネキンのやたら長い首。
これはエンパイアスタイルはんた~い!の証拠なのだ。

エンパイアスタイル、新古典主義時代は
ギリシャローマ時代みたいに
太く短い首に小さい頭がついてるのが流行ったの。

それを否定しよっ!ってことなんで
こんどは細く長い首が流行るんだよ♪

いつも思うんだけど
人間の体型ってこんなに早く変わるの??

まあ、変わるよね~
今だってさ、みんな昔の人よりすこし背が高いし足が長くて小顔じゃない?

エンパイアスタイルについてはここ↓



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