見出し画像

なぜか育休中に焦り、コテンパンに自信を喪失し、そこから救われた話。

パーソナルコーチのTakeです!
会話やコミュニケーションを通じ、より良い生き方、理想の実現をサポートしています。


あれは二人目が生まれて2か月間の育休をとっていた時のこと。

僕は異様に焦っていた。
と同時に、自信を失っていた。

会社で新しい役割をもらい、四苦八苦しながらも推し進めていた最中にとった育休。
本来なら子育てに専念すべき期間だけど、一人目を経験しているし多少余裕はあるだろうと高をくくっていた。

そして、せっかく時間があるのだから(この発想がそもそもの間違い!)子育てしつつ仕事に繋がる勉強をしたり、とにかく普段はできない緊急ではないが重要なことにも時間を割いてみよう。

そんなことを考えながら育休に突入した。

がしかし、蓋をあけてみると全くそんな余裕なんてない。

仕事に比べれば楽なはず。絶対余裕はあるはずなのに。
いつも感じているプレッシャーも通勤電車もないのに、やろうと計画していたことができない。

何かがおかしい。
こんなはずじゃなかったんだけど。

焦る。
非常に焦る!

冷静に考えれば、生まれて1か月~2か月はめちゃくちゃ大変なんですよ。
生まれたての子はどう考えたって手がかかります。夜泣きもあるし。
奥さんのケアだって怠れない。掃除、洗濯、食事に買い物。
中でも想定外だったのは長男のあかちゃん返り。

今まで普通にできていたことができない。
ただあれやって、これできないの連続に加え、ママ以外を指名しないというおまけ付き。

「ままさんは今別の卓についておりまして、今日は私が担当させていただきまーす!!!!」

「は?帰れや。」

「(誰のお陰でその手のレゴブロックこうてもらえてると思てんねんどつき〇すぞ)」

まぁこんな感じのやりとりが頻発します。

余談ですが、赤ちゃん返りをしている時に「お兄ちゃんなんだから」とか「あなたがしっかりしないでどうするの?」はというコミュニケーションはご法度なんだそうです。
受け止めて応えてあげることが心の安定につながるので、大変だけど受け止めてあげましょう。

慌ただしい日々の中で、家事育児を回すのでも精一杯。
にも関わらず、依然として僕は心の中で、

「仕事に比べれば楽なはずなのにどうしてできないんだろう」
「こんなはずじゃなかった。せっかくの育休期間をもっと有意義に使わないと」

土日とかならまだ分かるですよ。有意義に使わなきゃ、みたいな思考。
育休は違うだろ思いつつ、当時はなんとも的外れな思考を繰り返していました。

そして育休を取得し始めて1か月か経ったころ。
ぐるぐると同じ場所を回り続けた僕は疲れ果てた結果、極度の自信喪失に陥りました。

今思えば笑うしないし、何やってんだよって話なんですが。。。
仕事があるならいざ知らず、育休中という比較的余裕がある(と思い込んでいた)時期においても、やりたい事ができない。やろうと計画したことができない自分に、嫌気がさしちゃたんですよね。

妻も見かねてお母さんにヘルプを要請。
少し落ち着く時間をとれるようにしてもらいました。

少しは自分の時間も取れ始めた時、たまたまCOEDASというコーチング企業が主催する周年記念のイベントに誘われました。

代表の大塚純さんが以前僕のコーチを担当してくれていたこともあり、お祝いと感謝を伝えるべく参加することに。

そしてイベント当日。
冒頭から僕は大号泣することになります。

イベントはムービーと純さんの挨拶から始まりました。
その中で、以下のようなことを話されていたんです。
(細部や表現は違いますが、大筋相違ないかと)

「39歳になって、そこそこキャリアや経歴も立派になってきていた。そんな中でとある会社の日本法人の立て直しを任された。やってやろうと思って挑んだけど、結果は大失敗。今まで積み上げてきたものがまったく通用しなくて。びっくりするほどうまくいかなくて。そこで自分が今までなんとなくやってきたことが。だましだましやってきたものが、これ以上は無理だってなって。向き合うべきものに向き合わざるを得ない状況に直面した。40歳といえば不惑の年にもかかわらず、どん底でそれを迎えた。でも、そこから思い立って。コミュニケーションを本気で勉強しようと1年間向き合った。」

この話を聴いてね、思わず涙が出たんですよ。

こんなに素晴らしい人でも。
凄い人でも40歳にしてこてんぱんになる経験があって。
でもそこで立ち止まるわけでも、諦めるわけでもなく。
よし!なら向き合おう!と自分を立て直し、前に進んで。

ただただ凄いなって。尊敬するなって。
その姿勢と姿に心から感動した。

と同時に、
俺は何を焦っているんだと。恐れているんだと
思うようにいかない。できないことがある
それが一体どうしたんだと?

気づけば自分に問いを投げてた。

イベントを出て帰路についた時の気持ちは、穏やかそのもの。

そもそも何のための育休だったのか。

それは新しい家族を迎えいれるため。
家族を助け、支えるため。

それができていれば100点満点。
何も言うことはないし、それ以外は何もできなくてもいい。

残りの1か月は何かに焦ることもなく、ただただ大事にしたいことを大事にして過ごせました。

ーーー

記事を読んでいただき、ありがとうございました!
記事がよかったらスキやアカウントのフォローをよろしくお願いします。

【プロコーチ Takeのプロフィール】

普通の会社員→24年8月から複業フリーランスにガチンコぶっつけ本番で挑戦 | プロのライフコーチ/メンタルコーチ(米国CTI認定CPCC®️取得済)| アラサーの子育て世代(♂4歳と0歳)会社員にとって役立つ記事やフリーランスとして奮闘する日々、コーチングの魅力を記事にしてます。

自己紹介記事はこちら(note)

★コーチングについては、CTI Japanのコーチ紹介ページをご確認ください★セッションを希望される方は申し込みフォームへ必要事項のご記入を!

CTI Japanのコーチ紹介ページ

申し込みフォーム

コーチングは気になるけどもう少し知りたい!
質問したいことがある!
そんな場合はFacebookが公式LINEからお問い合わせください。
どんな些細なことでもお気軽にどうぞ~

Facebook

公式LINE
ID検索→@438iuqtr


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?