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小説アイデア#3

 夕方、泣きながら抱き合う男女。
 幸せそうな光景はいつまでも続きそうだったが、彼は我に返ったように立ちあがった。
 彼は困惑したように周りを見渡す。あたりには誰もいない。
 不気味になり逃げるようにその場を後にした彼。
 彼女は泣き叫んだ。誰かに届けと願いながら。
 もう、誰にも届かないと分かっていても.....…

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