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エコノミーキットを改造する(秩父7800系を作る①)

動機は突然に

ある日、私は部屋を整理していました。ジャンクなボディや部品入れをしまう箱ももちろん対象です。ジャンク箱を漁っているもの、いらないものを分けていくのですが、ここで見つけてしまいました。東急8090系のエコノミーキットです。
以前、8090系のエコノミーキットを8590系として組もうとして塗装までやったんです。しかし、中間車のボディに瞬間接着剤を垂らしてしまい、ここで断念してしまったのです。今思えば、塗膜の上に垂らしたので塗装を剥離することで復旧できそうなのですが当時の私は未熟でしたので放置してしまいました。
今回は両先頭車の前面以外を活用し、前面は初挑戦のプラ板工作を用いて構成します。

最初に作った頃

作ろう

前面パーツは余っていた妻面パーツのモールドを全部削り、開口部はプラ板で塞いだ上で窓の位置にプラペーパーを貼り、プラペーパーの外周を僅かに残して開口して窓を表現します。

フラットにした妻面パーツを取り付け

かなり薄くなってしまい、強度確保の観点から既に接着しています。本当は別々のほうがやりやすいと思います。ここに0.1mmのプラペーパーをタミヤセメントとクレオスの紫キャップを併用して接着し、窓や行先表示の枠を表現します。

プラペーパーを貼付
小さい穴を開けてカッターでつなげます。
やすりで整えていきます。

プラペーパーを貼って穴を開けてやすりで削る…言葉で表すと簡単に聞こえますが、やってみるとうまく直線が出なかったり、プラペーパーで残す幅がバラバラだったりするのでそのリカバリーに苦しみました。これは経験を重ねるべきですね。

裾から4mmの位置を目印にライトケースを付けます。が、気に食わなかったのでトレジャータウンのパーツを調達して付ける方針としました。

サフを一度吹いたあとの修正タイム

削ったところが平滑になっているか、不自然なところがないかをたしかめるために一旦サーフェイサーを吹きました。ここ削るべきだな〜といった気付きがあるので気の済むまで直します。
記事投稿時点でも修正しています。なお、ライトパーツや手すりなどは表面の処理をしてからの設置としています。表面を研ぐときに邪魔になりますからね。側面の乗務員扉と一番前のドアの間も平滑にするところなのでカッターとやすりで削ります。ここも修正点がありましたね…無限に粗を探してしまうので諦めたい…ところですがせっかく作るなら遠目でもいいから本物っぽくしたいのです。

ところで今作ってるのは2両編成のうちの片方。あともう1両あるんです。がんばります。