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何になってもいいよ


正直なところ中高生くらいまで自分は完璧ではないけどそこそこ何でもできるとか思ってたんですよね。

勉強とかそこまでしなくてもテストの点は取れてたし、運動苦手だったけど小さい頃からラグビーとか柔道をずっとしてたから体力はあったし身長も低くなくて体格もそこそこ良かった。親友と呼べる人は少ないけれど声をかければそれなりに人が集まるくらいには周りに恵まれていた。だからコミュ障とか縁遠い話だと思っていたし、なんならそんなのとは無縁とまで思っていた。

でも明らかに「あれ?」と思い始めたのは大学生の頃からだったと思う。それまではなあなあで生きてきたけど周りはしっかりと生き方とか将来の夢とかを追っている中で自分だけが取り残されているような感じがした。いやいや、自分にも夢くらい……と考えてみるけどパッと出てこない。あれ。自分って一体……。

小学生の頃の夢は公務員だった。理由は父が公務員だから。それだけ。当時は公務員というものがわからなかったけど今となっては漠然とした夢だなぁと笑えてくる。夢を語ったら学校の先生に笑われた覚えがある。

中高生になる頃には自分の夢なんて語るのは恥ずかしいと思っていた。周りにはふざけてニートだとか一生中学生でいるわとか言っていた覚えがある。確か。でも心の中では何を考えていたんだろう。とにかく人と関わる仕事がしたかった。人と話すのは嫌いじゃなかった。けど上手くはないと思う。それは今でも。

大学2年生の頃からとあるバイトを始めた。それまでは色々なバイトをしてきた。スーパーの品出しとか引っ越しとか運転ドライバーの手伝いとか食品工場おか。どれも辛かった訳じゃないんだけどなんか物足りなかった。とあるバイトというのが放課後デイサービスだった。(今後は長いので放デイと略す)放デイを簡単に説明すると特別支援学校に通う子ども達を家に帰るまでの時間一緒に過ごしたりする施設のこと。出会いは丁度大学の構内にバイト募集の張り紙がありそこの代表?社長?を務める人が大学のOBということで募集をかけていたのだと。いざ電話をすると明日暇なら面接できる?とのこと。面接後合否を聞く隙もなくシフトの調整をした覚えがある。
働いている時は今まで体感したことがないくらい楽しかった。働いているスタッフの方々のサポートが手厚かったのもあるだろうけどとても有意義な時間を送ることができていた。

とまぁバイトについて語りましたけど結局のところオチはないです。今の仕事もぶっちゃけると放デイのバイトがあったからこそみたいなところは凄くありますね。正直今の給料で戻れるなら絶対戻りたいみたいなところあるんすよね……🥺

自分は何ものにもなれないかもしれないけど、何ものにもなれない自分を少なくとも自分くらいは認めてあげたいですよね(圧倒的語彙力不足)

ワイも侑ちゃんみたいに何になってもいいよと言われたい人生だったなぁ……(泣)



さて本題です(今更感)

やがて君になる(8)より

このシーンめちゃくちゃ好きなんですよね自分。何になるか悩んでいる侑ちゃんに何になってもいいよと語りかける橙子先輩。これ自分の解釈だと仕事とか関係なくこの先侑ちゃんが何になってもいいから安心してみたいなことだと思ってるんですけど……。どうなんすかね…皆様のご意見お待ちしております。

今回はよく分からん話になっちゃいましたけどつまるところ……やが君を読んでくれ。これに尽きるな!!!

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