ヤオヨロズの存在

世界中全ての人に、
誰一人例外なく、
両親がいます。

好きでも嫌いでも。
生きていてもいなくても。
そばにいてもいなくても。
必ずいる…。

自分のことを好きでも嫌いでも。
一人一人の命は、過去から繋がれてきた大切な存在で…
すべての命が、もれなく大切な存在…。

同じ地球に生まれた命。
地球は命の集合体。
人間だけではなくて、動物にも植物にも命はある。魚や昆虫にも命はある。
もしかしたら、川や海、岩や火、金属にも命はあるのかもしれない。
それが日本では、八百万(ヤオヨロズ)の神様と繋がっていったのだろうか…

ひでじいが教えてくれた、
八百万の神様。
全てのものに、神様が宿っている。
だから、感謝の気持ちをもって大切にあつかう
そうすれば気持ちにこたえてくれるのだと…。
ひでじいは話してくれた。

沢山のものがあると忘れがちな感謝の心。
ついつい「当たり前」という思いに支配されてしまう。
本当は当たり前なんてことはなくて、全てが奇跡の連続で、縁があって今がある。
沢山の人の手をわたって、私のところにやってきた沢山のモノたち。
その影には私の知らないドラマがたくさん隠れているのでしょう…。
設計した人、材料となるものを作った人、制作した人、梱包した人、運搬した人、購入した人…
沢山の人の思いと触れあっていまここにあるわけで…
モノはそれを扱う人を見ながら旅をする。

人は1人で生きることはかなわない。どんなに煩わしくても、どんなに1人になろうとしても身の周りにあるモノを通じて沢山の人と、関わっている。八百万の神様に囲まれている。

自分を好きでも嫌いでも
周りの人を好きでも嫌いでも
ひとりじゃない…

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