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プロット沼Vol.4.1_《ひとりボッチのアリス》

4,091文字・180min


■メインジャンル(ファミリー)

◉疑問 ☞ 選考の基準がつかめない。具体的に描き始められない
①連載マンガの第一話(世界観と人間相関の紹介の話)のなかでしっかりと起承転結を完結させるべきなのか?
☞させるべきだろう。

②とにかくキャラを際立たせ第2話を読ませる「引き」を考えればいいのか?
☞代筆作家で書ける「キャラ」が欲しいはずだ。
◉まとめ
☞国民マンガ「サザエさん」「クレヨンしんちゃん」「コボちゃん」「ちびまる子ちゃん」を想定する。

☞大衆に向ける。複雑にしない。セリフは短く。内容はわかりやすく。

■サブジャンル(ヒューマン・コメディ)

①人工的(作為的、テレビ的な)感動(演出)は必要なのか?
☞それを求められている。

②まだなにを迷う? 
☞蒼井のストーリーで攻めるしかない。

■イントロダクション(最大200文字)=1話のあらすじ

始業式の日。「またクラスで虐められるのか」リョウは鴉にグチをこぼし通学する。リョウは鴉と喋れるのだ。
鴉は「屋上でだれかがとび降りる」と予言。屋上へむかうと同級生のアリスがとび降りる。鴉は助けるがクラスメイトのボーガンの標的に!鴉が…心の友が死んだ! リョウは泣く。
「ツル婆って元巫女じゃない?」
リョウとナオは婆の所へむかう。
神妙な儀式の果てに…家族に新たなメンバーが加わった。

(188文字)

■サブタイトル(キャッチコピー)=25字以内

それぞれに…
言えない秘密がある。
それが…家族。
(23文字)

■キャラクター

■遠近リョウ

遠近了(とおちかりょう)。小学五年生。学校ではいじめられている。カラスと喋れる。

■ボッチ(1話以後家族の一員でレギュラー)

八咫烏のボッチ(やたがらすのぼっち)
推定6000歳。カラスのモノノケ。足は三本ある。なぜかリョウとだけ喋れる。

■遠近ナオ:

遠近ナオ(とおちかなお)リョウの妹。小学三年生。学校では優等生。でもツンデレで好きな男子にフラれてばかり。ロボットいじりに没頭する。少女マンガ「アップリケ」の熱烈なファン。

■遠近ハルカ:

遠近ハルカ(とおちかはるか)リョウの母。ウェブライター。ようやくウェブライターで収入が増えてダメ夫のアツシから離婚できそうだ。がある日、リョウが死ぬ悪夢を見る。それが現実になりはしないかと恐れ、恐怖心から逃れるために小説を書き始める。それがこの《ニアミス☆家族》だ。

■遠近アツシ:

遠近アツシ(とおちかあつし)リョウの父。元エリート官僚。日々の官庁の仕事に疲れ、祖父のマンションの管理人の跡を継ぐために田舎にもどった。仕事をしない。日々パチンコ、競馬、居酒屋ののれんをくぐる。田舎はみな同級生や元カノばかりだ。

■近衛カゲキヨ:

近衛景清(このえかげきよ)ハルカの父、72歳、小料理屋「とんぷう」の大将、一見おっとりしている好好爺だが元帝国陸軍。シベリアの拷問からの脱走兵という噂もある。

■近衛ツル:

近衛つる(このえつる)ハルカの母、70歳、京都生まれ。九尾羽稲荷神社の元巫女。元祖天才テレビ・銀幕子役、いまはだれも知らない。当時の鶯空ひばりと双頭の国民的人気子役だった。

■愛犬ポチ:(事件の装置=ボッチの生まれ変わり)

ある日、は拾ってきた曰くつきのかわいい犬。
途中、悲劇に遭い、ナオにロボット犬に改造させられる。

■アリス:(1話登場予定なし)

リョウとおなじクラスの同級生。イギリス人とのハーフ。大富豪の娘。
本当はリョウの悲劇の運命を救うために未来からやってきた未来人。遠近ハルカが妄想で作りだしたキャラ。

■蒼井セナ:(1話登場予定なし)

遠近ナオの同級生。将来は偉大なマンガ家になる夢をもつ。構想はたくさんある。夜な夜な部屋に閉じこもって、この作品《NEAR☆MISS》を描いている。

◉ムッツン:(1話登場予定なし)

遠近アツシの元カノ。「ムッツン」の名で少女マンガ週間誌「アップリケ」で少しHなテイストの「宇宙の果てからエロニチハ!!」を描いている。

■物語の始まり場面は「これで最後だワン!」とおなじで通学途中
◉了の「やだな〜」のセリフから

◉流れは「あらすじ」を追って「引き」を作って1話を終える。
◉「ストーリー」のなかで「リョウ」と「ナオ」は家族(父、母、祖母、祖父)と話して《それぞれのキャラ紹介》を1話にまとめあげる。
★メインストーリーラインは《鴉の蘇生劇》
★サブストーリーラインは《家族の紹介》

■事件(鴉のボッチの死)

いじめられっ子のリョウの唯一の心の支え(話し相手)だったボッチ

■道具(呪文)

◉鴉のボッチが死ぬ間際の決め台詞を考える。
「あばよ、おれだって、リョウがいなかったら早死にしてたんだ。」
「忘れんなよ!! 俺たちの合言葉、《祈れば叶うどんな事も!!》」

■儀式☞黄泉がえり(オチ)

八咫烏のボッチと何かの融合!?

■ボッチの死(☞黄泉がえり)の伏線(ボッチの能力)


* * *


■通学路
◉リョウとナオとリョウの肩に乗る鴉(ボッチ)

車に轢かれそうなときに鴉のボッチが念で助ける
クラスの同級生(アリス)の飛び降り自殺を予知する(予言・物語の暗示)

* * *

■学校の屋上
★学校の屋上でアリスを助けるイベント
飛び降りるアリス

* * *

■屋上
(ボッチの見せ場)

ボッチは懸命にバタバタさせアリスを地上に降ろす
ドサッ

* * *

■校庭

その時、校庭からボーガンの矢が…
ズボッ
ボッチの胸に突きささる

* * *

■屋上
◉リョウとナオ
「ああッ!!ボッチ!!」
手を伸ばすリョウ
「お兄ちゃん!!危ない!!」
リョウは泣く

* * *


■校庭
◉悪ガキども登場
「ぎゃっはは!!」
「あの鴉は」
「いつもリョウの肩に」
「乗ってるやつだぜ!!」
「仕留めたか?」
「こんばんは鴉鍋かな?」
「さすがにマジーだろそれは!!」
「ぎゃっはっは」
去っていく

* * *


■校庭
駆けつけるリョウとナオ
リョウはボッチを抱きしめて泣き崩れる。
ナオはいう
「お婆ちゃんって巫女じゃない!?」

* * *


■ツル婆のところ
(登場は玄関から? 生垣から? 直接庭に?)
日向、縁側、畳、ちゃぶ台(日本家屋をの場所)
ツル登場(どこの場所?)=毛糸玉で裁縫している。

★テレビでは競馬が流れている
ツル婆
「大変だ、儀式にはたしか…あれが必要じゃった…」
「あれって?」
「昨日、カゲキヨに渡したはずじゃったと思うんじゃが…」
「お爺ちゃん? いまどこ?」
「いまごろ仕込みじゃろうに…」
カゲキヨの小料理屋「とんぷう」へ


* * *

■カゲキヨの小料理屋「とんぷう」
「ガラガラガラ」
「お爺ちゃん!!」
◉カゲキヨ登場
★テレビでは競馬が流れている
「どうしたい?」
「かくかくしかじかなんだ!!」
「それなら昨日、アツシに渡したよ」
「それってなに!?」
「白い紙に包まってたな。人魚の骨じゃったかの」
「ガラガラガラガラ」
「どこへ行くんじゃ?」
「あのふたりは行くアテでもあるんかいな?」


* * *

■道路、街中、川べり

「お父さんってどこ?」
町中のいたるところを探す。(時間のリミットをつけるとドラマチックだ)
植田電気の街頭テレビで競馬が流れている

ナオはリョウの肩をつつく。
ビクッとする。鴉のボッチに突かれた感覚だった。
「…お兄ちゃん」
ナオは街頭テレビの競馬実況を指さす
「もしかして…」

* * *

■競馬場
◉父アツシ登場
「よし、そのままいけー!!ミホブルボン! ハネダブライアン!」
リョウはアツシに
「お父さん、白い紙にくるまったやつは!?」
「え、質屋だよ」
リョウは
「えッ!!質屋!?」
「じゃあ、競馬に負けたらどうすんの!!」
アツシは
「そんときゃ……質流れだな」
リョウとナオは
「えー〜ーーッ△!!」
「だからふたりも一緒に応援するんだ!!」

* * *


★リョウは祈るシーン(魅せ場)
リョウは心のなかで鴉のボッチとの合言葉をさけぶ

祈れば叶うどんな事も!!

* * *


場内アナウンサーは
「一着ミホブルボン!二着ハネダブライアン!!」
「オッズは…なんと二千倍!!」
「ウルトラ万馬券ッ!!」

* * *


会場は紙吹雪とかす

父は馬券を落とす
ナオは馬券を拾う
「わおッ!! 当たってるぅ〜!!」

* * *


■換金所

三人は紙袋いっぱいに札束を詰めこむ
リョウは
「えっと、この紙袋の塊ひとつで○千万だから…」
「リョウ!数えんな数えんな…手が震えるから」
「お、お兄ちゃん重い…」

* * *


まずはコンビニのATMで返金
銀行に行って挨拶、返金
友人の家に行って返金
闇金「トラジマ」事務所に行って返金、

残った金は1万円札の1枚のみ
「トホホ…」

三人で質屋に行く

* * *



■質屋「セブンズ・ドアー」

残金0円
リョウは白い紙に包まれたものを手にいれる
アツシは
「ハルカには内緒だぞ!!」
「で、お前らどっちか500円もってるか?」
ナオはガマ口から500円玉を渡す

アツシは空に500円玉を放って去っていく


* * *


リョウは胸に白い紙に包まれたものを抱きしめ
ツル婆の家にいく


* * *


■ツル婆の場所(カゲキヨの家)
◉ツル婆の登場
白装束に頭に鉢巻で蝋燭を二本縛っている

「では、やる」
「見えてはならぬぞ!!」

ツル婆の影=(ツル婆の恩返しの影)

* * *


★案⑴
読者に話しかける(後日談)
「ということで、ボッチは新たな家族になりました。
「やったね。お兄ちゃん!」


★案⑵
そのままストーリー継続
ツル婆の影
「ボワン!」
「ほら、生き返ったぞ!!」

ツル婆は掛け軸をゆびさす。
それは円山応挙の有名な鴉の掛け軸だった。

「あれ、ボッチは…どこ?」

「ここだよ!!」

「じぇっ!!」

この鴉は身体がもうボロボロでな間に合わんかった。

ズコーッ!!


★案⑶、メタフィクション(NGか?)
■ハルカの書斎
「あ〜あ、第一話がようやく書き終わったわ」
ハルカはGペンを持って肩をぐるりとまわす


★ ★ ★ ★ ★


ざっと書いたが、犬のポチがでてこない。
文脈に関係なのなら削除だが…

⚠️データが消えるのが不安なのでアップします
決定稿は100円の有料記事にすると思います。
みなさん買わなくていいです。
内容はほぼ変わりません。

■スキームはだいたいわかった。
■が、厄介なのは「タップノベルでアップして面白いかどうか」だ。

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