プロット沼Vol.0
■たくさんプロットを作り、物語作りの質を高める。
プロットは数が大事です。できれば毎週1本はプロットを作るべき。
たくさんのプロットがあれば商業出版デビューをした後に編集さんに見せられる数も増えて、それだけチャンスも増える。どれだけのプロットの手数があるかはデビュー後を左右する。
■最も大切なこと
完成させることでレベルアップ。
プロットができて書き始めたら必ず完成させる。
書けないところは箇条書きでいい、必ず完成させる。自分が立てたプロットがどういう長編になるかを知る。指導者からすると長編の文体・雰囲気がわかることで個性に応じた指導ができる。
■情報・知識・アイデア
好奇心旺盛に、得た物事はメモをとる。
手書きメモ、ボイスメモどちらでもいい、メモをとる癖をつける。読んで感動した本。ドラマ、アニメ、映画でも。外出時に感動したことでもOK。なにか特別なものを買ったらそのときの気持ちが大事なのでメモを心がける。年齢ごとの経験はその時でしかできない。一期一会は大事。
■テーマ
その物語で書きたいことを明確にする=物語で書くべき以外の物事をすべて削除する
筆者があれもこれも書きたい気持ちはわかる。だが、物語に芯となる部分がないと読者は何を楽しみにその物語を読んだらいいかわからない。読者に物語に感情移入してもらうためにも芯となる柱はきちんと作る。
■キャラクター
読者が感情移入するキャラにする。
主人公に感情移入できるのが一番いい。だが、筆者はそれが難しい場合は、狂言回しや読者目線などの人物を用意して読者が物語に感情移入できるようにする。
■細かい質問に答えて人物像を固める。
主要なキャラクターにさまざまな質問をし、キャラクター性を浮き上がらせる。所作、口癖、外見、趣味などでキャラクターに個性をつける。
■物語における行動動機・目的を必ず作る。
その物語において主人公にどういうバックボーンがあって、物語が始まったのか、主人公はその物語においてなにを成しとげるのか。この柱をきちんと立てる。物語はとてもわかりやすくなる。
■世界観
舞台装置に徹する。キャラクターの活躍を第一にする。
世界設定を作ることはとても大事だ。が、物語を描く上で作った設定はなんでもかんでも出さない。設定を覚えないと読めない作品は読者にとってハードルが高い。最低限の状況描写やセリフで世界を効果的に見せる。
■ストーリー
あらかじめ50シーンを作っておく。
プロットができた後にいきなり執筆するのではなく、具体的なシーン割を約50ほど作っておく。
長編小説の場合35~70ぐらいが適切。こちらを作っておくことでより詳細な設計図が手に入る、執筆途中で迷うことが減る。
■細かいエピソード(出来事・イベント)を日頃から考える。
日常生活の中で印象に残ったり面白いと思ったことを書き留めたり発想してみたりする。実際のエピソードは普段でも起こりうることのほうが架空の世界観でも実感を持てる。
■文章
一文は短く、接続詞を減らす。
文章を読みやすくするコツはズバリ【一文を短くする】【接続詞】を減らす。係り受けが増えるほど文章の意図を取るのが難しくなる。まずはシンプルでわかりやすい文章を目指す。
■場所や時刻を説明する描写をシーンの頭に入れる
シーンごとに場所、時刻、そこにいる人物などを明示する。これを行うことにより、読者が物語を読み進める際にわからなくなることが減ります。
■プロット
小説はプロットの出来が重要。
最終的に、小説が面白くなるかはプロット段階で決まる。一部プロットがないほうが書ける方もいますが、基本的にはよいプロットを作れると長編小説の出来もあがる。
■たくさんプロットを作り、物語作りの質を高める。
プロットは数が大事です。できれば毎週1本はプロットを作るべき。
たくさんのプロットがあれば商業出版デビューをした後に編集さんに見せられる数も増えて、それだけチャンスも増える。どれだけのプロットの手数があるかはデビュー後を左右する。
■推敲
物語の盛り上がりが3回以上あるか波線グラフを用いて確認する。
長編を書き上がったら読みかえして物語の盛り上がりどんでん返しなどの盛りあがりポイントを中心に波線グラフを作る。盛りあがるポイントが少ない、ラストに向けて盛りあがっていなかったら盛りあがるエピソードを入れてテコ入れをする。
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