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【ブラッドボーン】難しすぎて萎えた初心者へ魅力と攻略法を伝えたい

一介のサラリーマンおじさんが購入初期に「あ、これできないタイプのゲームだ」と積んでから5年を経て、ブラッドボーンを初めてクリアしたので魅力と攻略法を書きたいと思います。

本記事のターゲットは、bloodborneの雰囲気が好きでやってみたけど初見が難しすぎて萎えた、投げ出した初心者狩人たちです。そして、こよなくブラボを愛している血に酔った方々です。

ざっくりこんな事が書いてあります。

・序盤ヤーナムが難しすぎる
・狩人よ、君はひとりじゃない
・考察が深いい

難しすぎて詰んだ、そして積んだ

最初に、僕がブラッドボーンを購入してからクリアまでの経緯を簡単に書こうと思います。

実は、ブラッドボーンを購入したのはPS4を購入した2016年頃。確か2000円ぐらいでDLC込みのブラッドボーンを購入しました。その雰囲気はまさに僕にぴったりで、「これやりたいやつ!!」ってなりました。

正直、ダークソールはやったことはありません。ダークソールって王道感半端ねえから、ちょっと違うなー。Bioshockとかもっと雰囲気のあるやつやりたいなーと思った雰囲気プレイヤーでありました。

そしてプレイ序盤で「あ、これつんだわ」って思いました。え、こんな強い雑魚キャラ序盤に20体以上さばかんといかんの?てか、毎回石ころ誘導して、ちまちまやるんですか?

無理だわ。積んだわって思い、そこで心折れました

再プレイしようと思った理由

僕の好きな元Eスポーツプロプレイヤーがこういってたんですよね

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「どんな手段使っても勝てればよくない?」

は!それだ!

僕はなんとなく、攻略サイトを見てクリアするのは邪道だなと思って見ていなかったのですが、クリアすべき課題を解決できないままでいるという問題に気がつくことができていませんでした。長年のおごりでしょうか、「自分の中に答えがある」と思っていたのです。

否。ググれ。

社会人になって肝に銘じていたこと、それは「自分の中に答えはない」ということです。解決策は真似てインプットして、さらに経験値を積んでいく事が大事だと思い、ググりながらプレイを進めることにしたのです。

ムズすぎる理由

さてここからは、ブラッドボーンをDLC含めてクリアして、やっぱここ難しかったなと思う点を最初にあげようと思います。

ざっくりかくとこんな感じ

・序盤ヤーナム市街が難しすぎる
・ザコ敵が強すぎる、多すぎる
・迷路すぎる
・隠れ道がわからねえ
・パリィがクソむずい
・盾くれよ

序盤ヤーナム市街がエグいて

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無視が得策だ
走れ!

今考えても、ヤーナム市街が一番エグかったなって思います。どう考えても、あそこで辞めるプレイヤー多いんじゃないかなって思いました。

あそこを生き抜ければ、多分どこも行けるんですよね。

でも生き残れないから、トロフィーどれとっても「レア」になるんだろうなと思いました。

とにかく、雑魚キャラが強すぎる、そして数が多すぎる。

待てよ、この量どうやってさばくん?え、おんなじ景色しか見てなんだけど。。そう思った人は少なくないと思います。

道が覚えきれない

そして、道が複雑すぎる。複雑すぎて、攻略サイト見てもわからねえ。だから動画を見ることが多く、見ても覚えないとまたわからなくなる。

盾くれよ

そして、ブラッドボーンは避けるしかありません。盾はあっても盾にならない。避けるか、攻めるか。もうホラーゲームでしかない。

ざっくりとした攻略法

そんなブラッドボーンでしたが、ついにクリアしました。そのためにやったこと。

・攻略サイトを見ていい
・武器選び
・スルーしていい、もはや走れ
・レベル上げてゴリ押しでもいい
・もう狩人呼ぼうぜ
・もう油壷投げて火炎瓶でいい
・ヒント残そう
・カッコつけるな、死ぬぞ

攻略サイト見ていいぞ

最初に、価値観をぶっ壊したいと思います。攻略サイト、見ていいです。もう見てもわからないレベルのことが多いので、見ていいと思ってます。

もちろん賛否両論あると思うんですが、心折れたあなたを救ってくれる攻略サイトに多くの狩人たちが集っています

これは一種思考の転換が必要です。答え見ていいんだろうか?自力でやらないと力が証明できないんじゃないだろうか?と思う方もいるでしょう。

見ていい。なぜなら、心が折れている。しかし、解決しなくてはいけない。先人から学ぼうではないか!

僕がよく寝る前に読んでいたサイトはこちら

このサイトがよくある業者攻略サイトじゃなくて、昔あったウィキタイプで本当最高に好きだったんです。コメント欄いい感じで変態狩人が集っていました。そして、ヒントの量が絶妙でした。

しかも地図とかもなく、ほぼ文章だけなので、丁度いいんです。ちょうどよく情報を補強してくれて、全然達成感ありました。逐一みるというより、明日の前情報を入れて、装備を整えたり、アイテムの場所を確認したり、イベントの流れを押さえたりです。

初期武器

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武器どうするんってなると思うのですが、初期はのこぎり鉈にしましょう。僕はにして全ボス突破しました。あんまりコロコロ武器を変えると、操作感がずれたり、強化も最上位までできなくなってしまうので、2つくらいに絞るといいと思います。

途中で、いっぱい武器が出てきて目移りするとは思いますが、それは二週目使おうくらいがいいかなと思ってます。

僕は初期武器の斧を+10まで育てて全ボス行けました。斧はリーチも長くて、脳筋マンにおすすめです。のこぎり斧はモンハンで言うところの片手剣、斧はハンマーな感じです。

逃げていい

そしてフロム系をやったことがない人には目からうろこなのですが、このゲーム、敵をスルーしていいのです。スルーせよ、ショートカットを見つけよ、ボス倒せ、アイテムを見つけよなのです。

普通のRPGだと、一体一体倒していたと思うのですが、このゲームはスルーしないと行けない瞬間が多すぎる。それは、経験値のもとになるのもをロストする危険があるからです。ロストしたら経験値になりませんし、取りに戻るのも結構だるいのです。

だから先にショートカット開通してから、チクチク倒して経験値上げて、アイテム全部拾ってという感じのほうがおすすめだなと思います。

そして、地形を利用していいのです。

狭い入り口など、入ってこられない大型の敵を安全地帯から陰キャプレイ。卑怯だと思うでしょうか。

勝てればいいのです。勝たなければ死ぬ。それが不条理なこの世界のルールです。

もちろん、油壷投げて火炎瓶でゴリ押ししていいです。アイテム使うのもったいないなーと思う方もいるでしょう。使っていい。このゲームは使って前に進めて行きましょう。

レベル上げてゴリ押し

そして、このゲーム一番簡単にクリアする方法は、レベル上げであります。これ最強。一節によると、Lv120になると一周目のボスはすべてがぬるくなるらしいです。ちなみに、僕はLv111(武器は初期斧を+10)までせっせとあげて「あ、ボスが溶けていく」というさまを味わいました。

しかしゴースの遺子は、「あ、これ僕レベルだと150あっても無理かも」と思えるくらい強かったです。

狩人呼ぼうぞ

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そして、割と溜まっていく啓蒙はボス戦で使っていいです。

チリーンチリーンとなっている狩人の呼びの鐘がボスの近くでなっていることがあります。

あれよんでいいです。僕は何も考えず、狩人NPCを召喚して助けてもらいました。フロム、救済措置あります!ただ、呼ばないほうが倒しやすいときもあるのでお好みで。

パリィいいぞ

このゲームは相手が攻撃する直前に銃を放つと内蔵攻撃ができる様になっています。タイミングが難しいですが、なれると快感かつ楽しいです。Youtubeなどをみて練習しておくといいでしょう。

僕は禁忌の森周回コースでレベル上げがてら何百回とやって、楽になりました。

オンラインでヒントを利用しよう

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オンライン(Plus契約必須)にして、ヒントをみれる状態にすると楽しみが倍増します。待ち伏せの位置や隠しルートがわかりやすくなります。

しかも定型文なのでスパムもない。最高。

そして積極的にあとの狩人たちにヒント(手記)を残してあげましょう。評価されるとHP全回復の特典があります。10個までしか残せないので、評価が高いヒントは保護しておけば、いざという瞬間に役に立ちます。

ブラッドボーンの魅力①「ゲームシステム」

続いて、クリアしてわかった、ブラッドボーンの魅力を書きたいと思います。まとめるとこんな感じ。

・ボスとすぐ戦える
・苦行とも言えるお使いや運要素がない
・レベル上げの楽しさ
・程よいアイテムのヒント
・スルーしていい、アイテムを使うということの新鮮さ
・ショートカットが最高に嬉しい
・ゆるいオンライン要素
・学習、暗記する楽しさ

ブラッドボーンは、モンスターハンター系が好きな人も多いと言われますが、個人的はモンハンよりストレスは少なかったように思います。もちろん初見プレイ特有のイラつきはあるのですが、ゲーム性としてのイラつきはありません。

それはショートカットやボスにすぐ再戦できるというシステムのおかげでしょう。モンハンは、調合やら追いかけたり、逃げたりが多すぎました。

しかも意味のわからん卵運びや中身のないストーリーにうんざりしましたが、ブラッドボーンはずっとボスとご対面できます。ゴースの遺子ではずっとタイミングを見ていたので15分くらいずっとくるくる回っていました。

またRPG要素が強いので、道を覚えたり、ショートカットを開通したりとなんかすごい冒険感があったなと思うのです。攻略サイトを見ても複雑すぎて暗記するのが必須になることも多く、学習する喜びを感じました。

ゆるいオンライン要素

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そして、ゆるいオンライン要素は最高でしたね。何度、先人たちの手記に助けられたことでしょうか。そして、今もプレイしている亡霊たちを見るたびに「頑張れ」と思わずにはいられなかったです。

昨今ではオンラインマルチ対戦なども流行ってきましたが、どうも協力必須だと、味方が弱かったなど悪口が出すぎているように感じます。しかしブラッドボーンには敵はいませんでした。すべてが応援してくれているような、「あ、ひとりじゃないんだな」と思えるようなそんな感覚になったのを覚えています。

この手記を見るのが楽しいと思った方もいるのではないでしょうか。

逃げるな、血を返せ

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そして肝心のアクションですが、これが絶妙でしたね。ダークソウル系はもっさりしてるんだろうなーと思っていたのですが、これがかなりスタイリッシュです。

盾がないので、避けるしかありません。そして一定時間内に攻撃し返すと回復するという仕様(リゲイン)。だから終盤は攻撃を受けても、「攻撃しなくては…届け俺の如意棒!!!!」状態になることは必然でした。

これが脳汁あふれる展開を生んでいるのだなと思いました。

ボスの残りライフ10センチ。退くのか、しかしもう回復はないぞ。
回復しつつ倒すにはリゲインしながら殺るしかない。

ゴース、あるいはゴムス。その遺子よ。君にはもう二度と会いたくない。

ブラッドボーンの魅力②「ストーリー」

ブラッドボーンはその魅惑的なストーリー構成にもあるでしょう。正直クリアしても全然わかりません。「まてよ、宇宙は空にあるってどういうこと」ってなること間違いなしです。

しかし、いちいちそのセリフが心地よいのです。ぜひ、日本語版でプレイしていただきたいのですが、なんかすごく切ないのです。

「狩人など、お前らのほうが血塗れだろうが!」
「…お願いだ、悪夢を、終わらせてくれ…
    たとえ罪人の末裔でも…
…憐れじゃあないか。俺たちが、狩人たちが…」

なんか、訳解んないけど、ガチの声優で言われると、「こんな悪夢は早く覚まさなくては!」ってなってくる不思議。

そして、攻略サイトや考察動画で二度三度ストーリーを楽しめる。

啓蒙とは知識であるなら、知識がありすぎるほど発狂しやすいとはどういうことなのか?など、もうこれ最高。ネタバレはしませんが、うわー哲学だわー歴史だわーって思う深さが詰まっていました。すぐわからないから楽しい、そうした美術やアートにも通ずる楽しさに満ちたゲームでした

宇宙は空にある
ロゲーリウスは言った
「善悪と賢愚はなんの関係もありません。
だから我々だけはただ善くあるべきなのです。」

画集買うのも決めました

しかも、耳もいい。音ゲーまっしぐらな音の良さ。足音聞いてるだけで快感。しかも雷の音は、あれ?今本当に雷なってませんか?ってイヤホン外しました。

ブラボが教えてくれたこと

ブラボは、さすが神ゲーと呼ばれるだけあるいいゲームでした。攻略サイトガン見したけど良かったです。

あんな攻略法は思いつかなかったと思うことも多くありました。しかし後々考えると、すごい計算されたゲームだなと。

アイテムがあればビビリ、オブジェがあればビビリ、空を見る。そんな癖が付きました。

逃げるな攻めろというゲームシステムは白熱しました。だめだ、回復が間に合わない、リゲインしないと無理だと刹那に考えてローリング。

正直、ガスコインとルドウイークとゴースは無理だなって思ったんですよ。誰かいい攻略法ないかなーって探したんですけど、なかったんですよ。武器作り直しかなー、レベル120適性ってなってるし無理かなー。

…でも倒したいな。

だから倒している人の動画見まくって、目がなれてきて倒せたっていうのが多かった気がします。

ゴース、君めっちゃ強かったよ

走ってくる瞬間待ちのパリイタイムめっちゃ長かったよ

ああ、もう死んでいいんじゃないの?
いや、もう死んでくれてもいいのでは?

もうこのときしか、君には勝てないって殴り合いした瞬間を忘れないよ

これは振り返ると、実社会と同じだと思いました。もちろんゲームと現実は違うのですが、学習して実践するというスタンスは仕事でも如実に活かせる能力だと思うのです。

最後に

狩人よ、君はひとりじゃない
がんばれ!

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