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2023:summer



私はジブリの主人公!ヒロイン!と思いながら炎天下、日傘を差す
折りたたみじゃない長傘の日傘の方が、お嬢様っぽくて欲しいな〜と思っていたのに、買わずに夏が終わる

夏がそんなに嫌いじゃないことに気づいた
私のよわよわ自律神経は狂ってるけど、やらなきゃいけないこともないからひたすら眠ればよい

夏休みは良くも悪くも人と関わらないから情報に惑わされずにすむ
同年代が海外をビュンビュン飛んでいるストーリーを多く見かけるけど、もう慣れた
教室や電車のざわめきに怖くなることがない
連絡とるのも遊びに行くような友達だけだし、あとはリア垢以外のSNSで好きなものだけ見るのさ
好きなものだけで囲んで、自らを純粋培養
リアルではどんどん狭く、インターネットの世界は広がっていく


☆彡

日記を見返したらほとんほど映画の感想しかなかった

【2023夏休みマイベスト映画】

1:ロシュフォールの恋人たち
夏休みどころか、人生ベストに入る
好きなところしかなかった

映画見始めのときは、邦画の暗いリアルなやつしか受け入れられなくて、この内容にして家の中綺麗すぎるだろ〜とかそんな些細なことにもつっこんでしまうから、ミュージカル映画なんて1番遠いところにいたのにな そもそもそんなに洋画見なかった

聞いた事ある音楽、カラフルでかわいい洋服
何回でも見れます!
同系統だと、フレンチカンカンもよかった〜

2:ぼくのエリ
チェンソーマンの藤本タツキ先生の「さよなら絵梨」の元ネタの映画らしく
漫画は急いで読んでしまったのでそんなに記憶がない…
ネタバレは踏まない方がいいと思うけど、内容以前に少年が美しくて、それだけで見る価値のある映画だった

3:スワロウテイル
岩井俊二を全部見ているわけではないけど、他の作品となんか雰囲気違うなと思った

この映画を見てどう思ったか、って聞かれても言葉にできない
見終わった後にその映画のことしか考えられなくなる映画って本当に良いんだと思う
ちなみに「生きてるだけで、愛」も同じ理由で好きです

光のぼやけが綺麗だった
ウォン・カーウァイ作品もこの夏初めて見たんですが、やっぱ光が特徴的なものが映画も写真も好き
恋する惑星 マイ・ブルーベリー・ナイツ

4:ロスト・イン・トランスレーション
ソフィア・コッポラ
洋画なのに東京
私は未だに新宿や渋谷は嫌だし馴染めてる感じがしないけど、東京を客観的に見ることはできないから、東京を外国人目線で撮っているのが面白かった

ただ、そこに退屈な人間が2人いて、一緒にいることで慰められるような 小さな愛

この映画見たあとに旅行に行って、ホテルのベッドシーツが白くてサラサラなのがうれしかった

5:メタモルフォーゼの縁側
映画館で見ればよかったですごめんなさい…

漫画描くの楽しい?って聞かれて、正直楽しくはないけどやらなきゃいけないことって気がします、って本当にわかるなあ
やりたいことは楽しいより大変、苦しいが大きいけど、終わった後は、やってよかった〜たのしかったな、となる
17くらいの記憶が蘇るような

さかなのこ、もだけど心が1回洗われたような感覚で、こういう映画は泣いてしまう

☆彡 ☆彡

地元のお友達と映画見に行って、帰りに公園で「セトウツミ」のように話していたら、近くのベンチでは「ホットギミック ガールミーツボーイ」のような青春があって、眩しかった

映画を見て、ミシンして、たまに出かけて電話して、あとは眠る 夏休みって最高だな〜


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