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ヤング日記【1】21歳の私が初めて知った「自分」

私は今まで「考えてから行動すること」が苦手で、親によく「ちゃんと考えてから行動しろ」と怒られていました。
そう言われて私も行動する前に考える癖をつけようとしてみるけど、振り返ってみると、最終的には直感のままにとにかく突き進むことが多かった気がします。

大学で別府に来てからただなんとなくの居心地がいいだけで帰省することも少なかった、そんな私が別府に来て大きく成長できたと感じた出来事があります。


大学2回生のときに出会った、別府をこよなく愛するゲストハウス In Bloom Beppu (以下IBB) のオーナー、花田潤也さんとの出会い。

"別府の一休" 花田さん

この出会いがあったからこそ今の自分が形成されたように思います。


コロナが流行り出した2020年に、外国人観光客の宿泊が多数だったIBBを変えていくために、学生の力を借りたいという話を友達伝いで聞いていて、そこで学生チームを作り、何人かでお手伝いさせていただくことになりました。
初めて花田さんとお会いしたとき、もともと別荘だったゲストハウスの歴史をキラキラした目で説明してくださったのを今でも鮮明に覚えています。

さらに後日、学生チームを鉄輪に連れて行ってくださり、街や温泉について一日ガイドをしてくださったとき、
「別府ってこんなに魅力のある街なんだ」「こんなに別府のことを好きな人がいるんだ」と衝撃を受けたのと同時に、
「なんでもっと早く気づけなかったのだろう」と後悔しました。

そこから私の別府での生活はガラッと変わったのです。

今まではダンスサークルに入っている普通の大学生でしたが、それからは別府の街に積極的に出て、いろんな場所を回るようになりました。

そして、今度はもっと多くの学生に別府の魅力を知ってもらいたいと思うようになり、初めて自分で企画して、IBBで新入生向けにイベントを開催しました。
コロナ禍で出会いの場がない新入生たちが交流を深めるために修学旅行のような宿泊イベントにして、さらに花田さんに別府の街を案内してもらってみんなで探索しました。

駅前温泉の解説をする花田さんと学生たち

私がここにいる理由

今まで他の人の先頭に立つなんて考えられなかった私にとって、この経験は自分の可能性を広げる一つのきっかけになったし、何より少し自信がつきました。

ここまで私が別府に来てからのことを振り返って思ったのは、
別府という街は
どんなことにも挑戦できそうな気にさせてくれる場所
だということ。
これまで花田さんを始め、いろんな面白い人に出会い、
「これやりたい!」って思ったことを馬鹿にせずに寛容に受け入れてくれる環境があることに気付かされました。これってすごく貴重なことだと思います。

そして別府にいるからこそ湧いてくる「チャレンジ精神」に気づくことができました。今思えば、直感的に自分がいいなと思った道を進みながらも、自分が変わりたい、変えたいと思うことを私なりに頭の中で考えながら過ごしてきたんだなぁと感じます。

このnoteを書いていると、
「私ってこんなこと考えてたんだ。意外とちゃんと考えてるじゃん!笑」
って新しい発見があって面白いのです。直感で動く私みたいな人には、一旦立ち止まって自分を振り返る時間が必要なのかも。

次回の投稿から、今私が実行委員として活動しているヤングセンターステンドグラス補完計画について書いていきますので、お楽しみに〜。


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