【お悩み相談】人と比べて落ち込む苦しみから逃れたい(劣等感と無価値感の罠)
本日はココロのマルシェに寄せられたご相談への回答です^^
ご相談内容
青羽の回答はこちら
のっちさん、こんにちは。ご相談ありがとうございます。
>カウンセラーさんは毎日幸せって感じれてますか?
このド直球なご質問にドキッとさせられました(笑)
自分の幸せを掴むため発展途上中!のライフワークカウンセラー青羽(あおば)いくです^^
アトピーからの劣等感など共通点が多かったのでご回答させていただこうと思いました!少しでも参考になれば幸いです。
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劣等感と無価値感の原因
のっちさんは今、比較・競争からの劣等感、無価値感で苦しんでおられるのですね。これまでたくさんのことに取り組んでこられたようですね。何とかしたい、と諦めない気持ちが素晴らしいです!
>カウンセリング、イメージワーク、100個自分のいいところを見つけるなどやってますが
とありますが、取り組んでみていかがでしたでしょうか?何か、気づきを得たり少しでも変化はありましたか?
推しがいること、大好きって思えることって素敵だなぁと思うのですが、
>人の華やかな推し活投稿を見るたび、(中略)自分のことを、つまんない冷めた奴のように感じたり、感じる必要が無いのに無価値に感じてしまう
せっかくの推し活中でもこんなふうに感じてしまうのっちさん。
そんなのっちさんのご相談文を拝見して、私はどうしてもこう思ってしまうんです。
”何としてでも「劣等感や無価値感」を感じたい、それを証明することでメリットを得ている” のかもしれないと。
「そんなわけないわ!」と思われたかもしれません。お気分を害したらすみません。でも、潜在意識では、そんな思いがあり「自分は劣っている、価値がない」と証明するために目の前の世界を創り出しているように思えて仕方ないのです。
(よくいう投影のお話です。問題は自作自演と言われるのも同じですよね。)
もしそうだとしたら、のっちさんは「どうしてそんなに劣等感や無価値感を感じたいの?」と考えていく方がスムーズだったりします。
視点を変えるという意味で、少し考えてみてほしいのです^^
カウンセリングを受けたり色んな取り組みをされてきたのっちさんなので、すでに向き合ってきたかと思いますが
お話を遡ると、
>小学生くらいから誰かと比べて自分が不幸せに思えたり、極端に劣っているように感じて落ち込む
とあります。
その頃に何か大きなきっかけがあったのでしょうか?
例えば、
誰かに比較されて、否定を受けてきた
スクールカーストがすごかった
いじめやからかいの対象になった
家庭内で何か問題があった
などです。
もし、その頃にひどく傷ついた体験があれば、「比較競争からの劣等感」の罠から抜け出せずに引きずってしまうのも仕方のない事だと思います。
イメージワークをやっているということは、そういった過去の傷を癒そうとしているかもしれませんね。先ほどあげた例であれば、
当時の感情を感じ切る
過去の自分を助けにいく
自分を許す
親と向き合い許し手放す
などに取り組まれるといいかと思いますがもう完了済みでしょうか?
カウンセリグであればぜひお伺いしてみたいです^^
劣等感と無価値感のメリット
さて、少し私の話をさせていただくと、冒頭でもお伝えしたとおり、子供の頃からアトピーでした。
特に酷かったのが中高の頃。一番オシャレや恋愛を楽しみたい時期にお化粧もできず、外出するのも億劫で友人からの誘いは積極的にお断りしていました(笑)異性からのいじめも経験し、人が怖くなってしまった10代は私にとっての黒歴史となりました。
「こんな醜い私は誰からも愛されない」とても絶望的でした。
アトピーが治った今でも、見た目に対する自信のなさと執着は完全に消えたわけではありません。
コンプレックスで言うと他にもたくさんあります。
学歴コンプレックス、育った家庭やお金、仕事に対するコンプレックスなど。そこそこ恵まれた環境でも、もっと恵まれた人がいる、と感じると嫉妬するし、自己否定もします。
その裏には「どうせ私なんて…」という思いがあります。そんな劣等感や無価値感から、動けない時期が長らくありました。
やりたいこと、なりたい夢があっても「私は〇〇だからできない」と諦めてきたこともたくさんあります。
・母子家庭だから大学は諦めないといけない
・お金がないから〇〇できない
・アトピーだから華やかな世界で働くことはできない
・こんな見た目だからきっと恋愛も結婚も上手くいかない
もっとお金があれば!
もっと綺麗だったら!
恵まれた家庭に生まれていたら!
私は幸せだったはず…!!!
とまぁ完全に他人軸な状態ですよね(笑)
今だからわかるのですが私は、
”できない自分、動けない自分を正当化するために”コンプレックスを使っていただけだったのです。
コンプレックス(無価値感・劣等感)があることのメリットとしては以下のようなことがあります。
自分のコンプレックスによって
「だって私は〇〇だから仕方ない、叶わなくて当然。わたしは悪くない」
って主張ができますよね。これが最大のメリットだと思うのです。
ただ、その状況って”幸せになれない状況を自分に与え続けているのは他でもない自分自身”とも言えます。
では、のっちさんの場合はどうしてそんなに劣等感や無価値感を感じたいのでしょうか。そう思うことで何かメリットがあるとすれば何でしょうか?
ということは、もしかしたら劣等感と無価値感を盾にすることによって、
行動しなくていい
どうせ叶わないから夢を追いかけなくていい
夢を叶えないことで誰かに復讐しようとしている
そんな思いがあるかもしれません。
(無意識のお話なので自覚はできないかもしれません)
ご提案
そんなのっちさんへの私からの提案です^^
1)まずは認め・許す
もし「まだその状況にいたい私がいる」と気づいたら?
まだ変わりたくない
まだ動きたくない
コンプレックスによって何も叶えられないと思ってる自分がいる
そんな自分さえも認め、許してあげてください。
>自分はこんなくだらないことで悩んでると思うと、ぜいたくすぎるしくだらない悩みだと思います
>欲なんか、夢なんか持たなければ苦しまなくて済むのにって思います
こんなふうにご自身を否定することが、さらにご自分を苦しめることもあります。思っていることはそのまま否定せず、「私はこう思っている」と認めてあげてくださいね。
2)男性性を使って突き抜ける!
なかなか変われない状況から抜け出すには、時には「エイヤァ!!!!!」という思い切りが必要だと思います。
まだぬくぬくと布団に入ってゆっくり寝ていたいけど、そろそろ仕事行かなきゃ、という時の「よっこらしょっー!!」と起き上がる感じです。
そして、それにはワクワクの感情が必要です。
のっちさんの楽しい人生ってどんな人生ですか?
叶えたい夢ってどんなことでしょうか^^
理想の人生になった時、夢が叶った時ののっちさんはどんな服を着てどんな暮らしをしていますか?
周りにはどんな人たちに囲まれて、どんな表情をしていますか?
おそらく、今すぐにできる小さなこともあるはずです。
・夢を叶えていい
・幸せになって毎日充実した楽しい人生を送っていい
・自分にはそれができる!
こうやってご自分に許可を出していくのです。
そして、のっちさんの夢や人生を叶えるために、今日は何ができるかな?
とワクワクしながら考えてみてください。
大きなことじゃなくていいので一つづつ自分の望みを叶えてあげてくださいね^^
コンプレックスをバネにした私の話
ちなみに私の場合は、
コンプレックスがあることによって
「絶対にアトピーを治して綺麗になってやる!」
「自分で稼いで大卒よりいい暮らしをするぞ!」
「私のいじめていたアイツより幸せになってやる!」
と言う強い執念で(笑)活力としてきました。
ネガティブな理由で動くと燃え尽きやすいこともあるのですが、時には自分を動かす燃料に利用するのもアリ!だと思っています𓅯
その恩恵を受け取れた時に、初めてコンプレックスが克服できるのかもしれません。
のっちさんも劣等感や無価値感をバネに「絶対に叶えてやるんじゃーーー!」というぐらいコミットしてみてはいかがでしょうか?^^
一人で難しい場合はぜひカウンセラーと一緒に作戦を練ってみてくださいね!
参考になれば幸いです𓅯
それでは!青羽いくでした
おまけ(おすすめ本)
コンプレックスを題材にしたルッキズム小説「コンプルックス」。
私も根本師匠にオススメいただき読んでいます。まだ途中なんですが、すでに面白い!!ぜひ^^
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