見出し画像

人をみて、自分をみる時

「自粛だから、旅行やめることにした」

そんな年下の話を聞いて、色々考えてるんだなって、思う。リスクのある状況になったとき、人の言動をみておくのは後学に役立つ。いや、今こそ色んな人をみて、自分の考え方と同じ人を探しておくべきか。

いわゆるリスクの低い年齢層の人、特に20代〜40代くらい。その年齢層の行動と考え方が大きく別れている。

・不安に怯え、リスクヘッジを中心に動く人
・リスクが低いと、日常を変えない人
・リスクが高い人のために変化する人
・経済活動に邁進する人
・ただ、なんとなく流される人
・ユーモアで乗り切る人

正解を見たいのではなくて、どの人が自分の肌感覚に一番合ってるんだろう、と見る。問題が長期化したら、その変化もさらによく見える。つまりはその人の価値観がみえる。

これから直面する問題が1つある。長期化したら、間違いなく経済的な問題が多発する。短期的に経済を復旧させようとすれば少し強引な手法となり、それはそれで犠牲者が増える。医療従事者に全て負荷を負わせてしまう。

ビル・ゲイツの記事が出ていたけど、彼は経済より命を守りたい、と明言している。個人的にも倫理面で正しいと思ってる。

トランプ大統領もすぐに失業者や経済困窮者への救済措置を発表している。欧米は本当に判断が早い。花見がどうとか、税金投入がどうとか、あまり話題にならない。日本の政治はどっちつかずで議論を避ける判断、そこはもどかしい。これは大局で国民も同じ。そのうち変わると思うけど。

物事の解決には、優先順位をつけて、優先順位が高いものから解決していこう、という発想が重要。今の海外って、経済や事業の継続より、とりあえず人が生きていればなんとかなるか、という優先順位なんだろうな。もちろん、並行してできることはしてるけど。どちらにしろ、政治判断できるのすごい。

で、このタイミング、恋愛対象の相手を見るのにもいいかもしれない。3年後ぐらいにどんな状況か全くわからないけど、価値があると思っていた物に変化が出る。パラダイムシフトと呼ばれる現象だ。

物事の価値はどんどん変わる。これは前提。もしかしたら、筋肉の時代かもしれん。筋肉は裏切らない。

冗談はさておき、人の価値観は変わるのに少し時間がかかる。社会が変化した時でもしばらくはその価値観と葛藤する。凄くお金に固執してた人がいきなり失業者になる、なんてのもありえる。それでもお金に固執するか、とか。

色々と変化する中で、それでも、大切にするものが似ている人といるほうが、一緒にいるのは楽だと思う。一般論だけど。

私も色々と問題はあるなーと思うが、少し開き直って大切にしたいものは何かを考えてみようと思う。あと、何もできないけど、幸い少しの間はなにかあっても生きられる。国には生活困窮者に優先的な支援をして欲しい。10万円支給に一喜一憂は、よく考えればどうでもいいや。

さあ、恋人探しをするなら今だ。連絡待ってます

踊れよ