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抵抗のもこもこ姿

もこもこのファージャケットを着ながら書いている、フリーライターのaoikaraです。

少し前から、1~2週間前から、「秋だなぁ」とは思っていたんだけど、「まだ暖房は早い」「まだもこもこは早い」と謎の抵抗をしていた。私の部屋は比較的暖かく、暖房なしでも、もこもこなしでも昼間は何とか過ごせる。夜は寒いけど寝てしまえばいいし。

でも、今日、寒い。朝から寒い。太陽が昇ってからも寒い。でも、まだ9月。秋も始め。暖房の出番は中秋、もこもこの出番は冬だろう、という謎の提供力が私を止める。

これ、夏でもある。「まだ扇風機の出番じゃない」「まだ冷やし中華の時期じゃない」。よくないよね、我慢を強いる抵抗力。謎の「まだまだいける」感覚。そんなに自律神経が立派でもないだろうに。

だけど、さすがに部屋で10回くらいくしゃみをしたから、「これは寒い」と認めざるを得なくて、結局もこもこを着ている。敗北。いや、何の勝負で、何の抵抗で、何に負けたんだ。

でも、まだ大丈夫。まだ暖房はつけていない。もこもこは着てるけど、暖房はまだだから。

とか闘っていないで、さっさと暖房もつけて、もこもこも着よう。風邪を引いたらそれこそ敗北だろうし。免疫力の敗北。今年はいろいろこわいから、免疫力で負けてられないよ。

だけどお昼ご飯食べたら少し体が温まってきたから、これを書き終えることにはもこもこは脱げそう。よかった。この謎の抵抗、謎の負けず嫌い、自分のことだけどどうにかならないかね。

2020年9月26日(土)

No.645

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