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189.我慢するのは向こうも我慢していると思うから、2019年6月28日(金)

日常のとても小さなことにいらっとしてしまうときがある。食器を片付ける、背の高いものが前にあるから奥のものが取れなくなってて「キイーーー!!!!」みたいな。ね、ちっちゃいこと。本当にちょっとだけいらっとする。

ただ食器の片付け方に関しては決められたルールはなく、私が勝手に毎ルールとして「奥に向かって高くなるように置く・重ねる」を実践しているだけなので、相手に怒る理由はない。

嫌がらせなら別だけど、無意識に間違っているだけだから。私が怒りを伝える理由もないので、いらっとして終わり。毎回いらっとするけど我慢して終わり。


我慢するときにはいろんな理由がある。昔は「我慢するのがえらい」みたいに思ってたけど、我慢させているとわかった方が相手は傷つくと知ったので、我慢せずに話すように心がけている。その我慢はしない。

あとは今回のように、「言うほどのことじゃないな…」と思ってしまうのも我慢する理由。

さらに、よく考えたら相手に強制することでもなくて、自分が勝手にやっていることだから、我慢というか自分の考え方を変えた方が良いけどまあいらっとするくらい良かろう、みたいな一つの感情として捉えているってときもあるな。

そして、「自分だけじゃなくて相手にも我慢させているよなぁ」と思ってしまうのも、我慢の理由。

ケンカするときは「私ばっかり我慢してる!」みたいなことを思ってしまうのだけど、相手からしたら「こっちだって我慢してる!」ってこともあるし、だから言った方が良い。お互いが我慢しているで競い合っても仕方ない。

でも、自分が我慢しているのがあまりにも小さいことだと、「これくらいなら相手にも我慢させていることあるよなぁ」と思って、飲み込んでしまう。

「我慢する私えらい」というより、「仕方ないよなぁ」みたいな。この「仕方ない」は自分に対して。別の我慢させていることで、自分が変えられないこともあって、それは申し訳なくて、私も我慢しなきゃなって感じかな。


相手にもよる。すごく我慢して、ときどき爆発する人は「私ばっかり我慢してる!」と思いがち。「こっちも我慢してるよ」って伝えても感情MAXで“我慢マウンティング”が始まっちゃうから応戦しない。

ケンカも私はとことん話し合いたいけど、曖昧にして謝らないでなんとなくの空気で戻していきたいって人もいるし、そちらに合わせることもある。怒ってると自分優先になって「向き合えよ!」みたいな感じになっちゃうけど、冷静になったらそれも良くないのかもと変えることもある。

人によって付き合い方は違うよね。距離感も違う。だからぶつかるし、合わない人もいる。でも「合うな」という人とは一緒にいたい。それが必ずしも家族や恋人ってわけでもないし、赤の他人と「合うな」って思っちゃうかもしれない。


私はちょっとした我慢をしているけど、それが積み重なるとお互いにとってつらい。相手に我慢させているってのも悲しいし。お互いにできることがあればやっていきたいって思っているなら、もっと良い方法があるかもしれない。

一緒にいたいと思う人には相手のことを思うからこそ我慢せず、どうしたら良いか向き合っていけたらいいな。

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